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355 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/31(火) 22 27 33.95 ID 4UnPebNco [8/19] 【翌日 アクセル1】 京太郎「とまぁ、そういうことがありまして」 社長「ふむ、いやはやここまで成長したことも驚きだが……精神面も強くなったようだね」 京太郎「そうですか?」 社長「それで、大星君はもう大丈夫なのかい?」 京太郎「ええ。まだ重たいものは無理ですけど、軽い物なら俺がいなくても食べられるようです」 社長「素晴らしい、君にはますます驚かされる」フフフ 京太郎「褒めすぎですよ社長」 社長「演技力、歌唱力、雀力も並のアイドルでは太刀打ちできないレベルだ」 京太郎「いやー、先生がいいので」アハハ 社長「それにその容姿、もはや国内でも10の指に入るだろう!」 京太郎「ま、マジっすか!?」 社長「マージマジマジーロ」 京太郎「マージジルママジジンガ!?」 社長「とにかく、ここが勝負時だよ君ィ!!」 京太郎「は、はいっ!!」ビシッ コンコンッ ガチャッ 竜華「あけおめー! 今年もテッペン目指すでー!」 社長「おお、竜華ちゃん! あけおめー!」 久「私もいるわよ、社長」 社長「竹井くんも良く来たね」フフフ 久「ま、事務員だしねー」 京太郎「二人共、今日もよろしくお願いします」 竜華「よっしゃ! 花田さんの分もやるでー!」メラメラ 久「サポートは任せなさい」フフ 京太郎「はいっ!」 360 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/31(火) 22 40 28.26 ID 4UnPebNco [9/19] 京太郎「とは言っても、今はどんな仕事があるんですか?」 久「もう、ありったけ来てるわよ」 竜華「テレビに、雑誌に、舞台に、歌手に」バラバラバラッ 京太郎「」 竜華「流石にこれ全部は無理やし、うちが何個か見繕うで」シャシャッ 京太郎「そうですか……ん?」ピラッ 久「どうかした?」 京太郎「いえ、これって確か和の……」 竜華「ああ、ナンジャの出演オファー」 京太郎「これって俺も声優としてってことですよね?」 どうして俺宛に声優の仕事が? 社長「それはね、ナンジャの監督さんがいいともを見てくれたらしくてね」 京太郎「?」 社長「君と小清水君の掛け合いを見て、ティン!と来たらしい」フフフ 京太郎「監督直々の指名なんですか!?」 社長「アイドルの君の仕事としては少々外れるが、どうだい?」 京太郎「はい! やってみたいです!」 和と共演できるなんて、まるで夢みたいだぜ! とは言っても俺もはどうせモブなんだろうけど…… 竜華「じゃあひとつはこれで決まりやな」カキカキ 久「スケジュール的にはドラマの撮影もあるし、後一つくらいは掛け持ちできそうね」 京太郎「頑張ります!」メラメラ 竜華「取り敢えず、うち的にはこれらがいいと思うんやけど」スッ 特撮 主人公 バラエティ番組出演 グラビア 撮影 久「へぇ、でもどうして?」 竜華「まず特撮やけど、京太郎君の人気はまだソルサキ効果しかないやん?」 京太郎「そうですね」 竜華「だから若い女子高生なんかには好かれとるけど、まだまだ家庭向きには程遠い!」ビシッ! 久「なるほどね、特撮なら若い子供からお母さん。さらにはマニアのおっさんも引き込めるわね」 竜華「次にバラエティやけど、これも同じでお茶の間受けを目指す為やね」 京太郎「ふんふむ」カキカキ 竜華「それでグラビアやけど、これは今の容姿を最大限に活かす仕事」 久「ま、当然ね」 京太郎「分かりました! どれも大事そうな仕事ですね」 竜華「この中から決めてもらおうと思うんだけど、どうかな?」 京太郎「いいと思います!」 久「異論は無いわ」フフ 361 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/31(火) 22 46 02.64 ID 4UnPebNco [10/19] 竜華「さぁ、どれがええの?」 京太郎「うーん……」 広いファン層を獲得できる特撮か 自分の新たな面をアピールできるバラエティか それとも容姿を活かすグラビアか 京太郎「どれにしようかな?」 選択安価↓3 1 特撮 2 バラエティ 3 グラビア 371 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/31(火) 22 53 02.71 ID 4UnPebNco [11/19] 京太郎「特撮、やってみたいです!」 竜華「へぇ、理由を聞いてもいい?」 京太郎「昔から憧れてたんです、ヒーロー!」メラメア 久「あら、やっぱり男の子ね」クスクス 京太郎「色々と憧れてたんですよねー、アクションとか」 竜華「ふふふ、しかもただ出演するだけやないよ?」 京太郎「え?」 竜華「何役やと思う?」 京太郎「えーっと、敵の怪人ですか? それとも味方の一人とか?」 竜華「残念!!」 京太郎「……じゃあ?」 ... -―━━..、―- .. / \ \ / { \ \ / ∧ \ \ . / | \ 、 \〉 l | . // l l | \ {≧=┤ 从{ . __ | | l ト、从 y'´_)心}〉 / .. \\ 八{ l |∧y'心 V炒 l/ /⌒ . __ \\__ r┐\ハ八ハ`Vリ . . / /_/ . \\ /´} ∨//し' /. ∧ . ' ___ / / / . _____ 、  ̄ ', 〈 1i { / .、 Vノ / / イ . `_ー‐ァ ∨∧ \ } / 介 .. _... ´ /」__| . ゝ-‐ァ _ ∨∧ )ノ / /≠ニ二フ~ ̄Ⅴl | || . / ', ∨ } ' / / /∠二ニ=- l l | || .. ' ∨ { / /{ /∠~\ l | || \ ', ‘, _」' / ̄|从/\ \ /ノl | || \ \ ', ∨/ / ∨∧ /´ l .| || \ \ /∧ ‘, / /'∨∧/ l .|_|| {\ \ \ ..... --//∧ ‘、/ ,/⌒ヽ∨/ | 从 { \ \ \ ... {///∧ / / ̄/~~\ _ _ \ \ ̄`丶 \.  ̄| ̄‘, / / / } _/\ \ \ \. | ^`ー=彡 / ー┬ 、 \ \ \. |__ . -‐ / / \ \ \ } 〉 ノ / { \ \ \ \// { / { \ }\ }\ \ / { __〉 | \ | \}\ 〉 / }  ̄\ | } | } / /___ } \ ノ | / / /__/  ̄ ‐- { 、 \ | / /匚_/__ . -- . _ ○| \___∧ j/ ∨ ` . .___」 \○ ∧ /  ̄ .{ / \ 竜華「主人公や!」デデーン 京太郎「」 久「」 竜華「しかも、なんとあの――!!」 多数決安価↓2以降で最初に3票 ゾロ目はなし 1 仮面ライダーシリーズ! 2 戦隊シリーズ! 3 ウルトラマンシリーズ! 4 オリジナルヒーロー! 413 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/31(火) 23 25 01.99 ID 4UnPebNco [16/19] 竜華「仮面ライダーシリーズ!!」デデーン 京太郎「!?」 久「マジ!?」 社長「マジキングだよ」 竜華「主役ライダーやで! しかも最年少!」 京太郎「う、うぉぉぉぉぉ!?」ガタガタガタ 久「すっごいじゃない!!」 京太郎「ど、どどどどんなライダーなんですか!?」ワクワク 竜華「えーっと、企画書によると」 京太郎「……」ドキドキ 竜華「平成仮面ライダーシリーズの5作目である本作は「ライダーシステム」と総称されるシステムを用い、トランプをモチーフとする「ラウズカード」に封印されたアンデッドの能力を引き出すことによって、仮面ライダーへの変身と特殊技の発動を行う」ペラペラ 久「へぇ、なんだか凄そうね」 京太郎「ベルト外付け系か」フムフム 竜華「ちなみにこれがビジュアル」スッ 京太郎「!!」 ,小 | , | {!,ィ<¨`ヽ..._ , ! K}___ >イ ` ... , | 、_j、\ '., , i! 〉〈〉、 | .. , i! ヘ V \ ハ. , ! i!ニ、\v'クヽ. ', l i i! ヽヽ.〉V//\ | ⅵ i! 〉 ,'/,..丶==! ! Y .Ⅵ、__//イ ヽ. ト= 、. 八 vo〕! ノ .ノ、 ミ}ハ ヽ. }!-イ\、 イヘ rイ / ∧ ,ィ=``ソ‐ヽイ `¨ ̄ミゝ、_イ7/ /,イ ',._. /(__,イ| | ゝ-ヘ==彡'/ ./ク∠イ /ス. / !//.ノ_j ヽニヒニ=≠-ァ/ ,. ≠ >._ ! _/_j、 ト. |レ ,.. ' ,.. '¨ ====ニ` 丶. ∨| i! ! ヽ. ノゝ= ' , ' / \ ` 丶丶. ; ', i! ゝ__ >─イ , /==イァ 丶、 }ヽ}ヽ. ! ',___j!======≠ 7`ミ丶.丶/ ; / | 丶、i_リ! } | | lr' ¨ `丶.=─ヽ / / ! _,... ..-==-ァ\ /7 ! | i! 、 丶 V / ゝ=¨ ̄ ,. , イ ..= 〉/ ∨ j___! ',, | ───< ' / ..\ Ⅵ ,ヘ. . !|─────  ̄ <彡' .〉、 l\| \ ||ゝ__ -< |ヽj,.イ/ゝ_ノ/ / ∧ \ .≠ 〉 -========,=== ´ / O / / | ヽ. \ /─ /≧、_ ≠´| /ゝ_ o / /l ', \ ヽ____/ /==、 / |/7 ノ ゝ=='^ヽ. イ i! ,〉 /ゝ\___j // / // ̄ヽ !、/¨ `} 、 !レ' / _ソ__丶..__/__/ゝ、__// 〈_/< / /ゝ==\_/ ,. ' |ヘ丶\ ! i ` ̄ ̄¨¨ / / , ' j!、jr、\、\ i ! / /ゝ===' /トⅥ/ヽヽ彡、__ ,ヘ} __ /、____ / \ 、 V|=イ \ //ヘ! rf´`、 ── 京太郎「かっけぇ!!! Gペンみたいだけど!!」キラキラ 久「へぇ、虫っぽくないのね」 竜華「せやなぁ。前作のファイズも虫っぽくなかったし」 京太郎「Foooooooo!!!」イェェェイ!! 416 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/31(火) 23 41 35.73 ID 4UnPebNco [17/19] 京太郎「放送は四月からですか?」 竜華「せや。番宣が始まるのが三月やから、収録は二月からやね」 京太郎「よっしゃぁぁぁ!! 燃えてきたぁぁぁ!」 久「男の子ねぇ」クスクス 社長「次ライダーの制作発表自体は今月だから、色々と用意しておかないと」 京太郎「俺、頑張ります!!」 久「もうOKの連絡入れちゃうけど、いいのよね?」ピポパ 竜華「勿論!」フフフ 京太郎「ウェーイ!!」 プルルルル 久「もしもし、お世話になっておりますアクセル1の竹井と申します」 京太郎「……」ドキドキ 久「はい。ええ、そうです。はい、はい、ありがとうございます」 竜華「……」 久「では、本日より、はい。では……」 ガチャッ 社長「どうだったかい?」 久「うん、バッチリ。今夜サイトで発表するから、こっちも発表していいって」 京太郎「ヒサァズァン! アィガドォゴズァイマス!」 竜華「これで来年の仕事は安泰やなぁ」ホノボノー 京太郎「……よし!」 去年はドラマでファンの期待を何回か裏切っちまったからな 今回はファンだけじゃなく、子供たちの夢や希望をも守らないといけない 絶対に、失敗させるわけにはいかないんだ 社長「心に剣、輝く勇気!」 久「確かに閉じ込めて!!」 竜華「奇跡!!」 京太郎「切り札は自分だけ!!」 ダダダッ! 京太郎「!?」 ザッ ひのちゃま「たった1人きりのキミの存在が」 だいちゅう「いつか世界のすべてをかえるだろう」 のんたん「ここにあるものは希望? 絶望?」 てらしー「Round Zero 始まってる」 京太郎「……」ググッ アクセル1一同「目指せ! トップアイドル!!」デデーン 417 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/31(火) 23 53 01.87 ID 4UnPebNco [18/19] 【次回予告】 透華「さぁ、これが須賀京太郎ですわ!」 衣「お前が……」 京太郎「……」 忘れ去られた記憶 睦月「え? 私が仮面ライダーに!?」 一「女性ライダー?」 唐突に告げられる衝撃の言葉―― 咲「お義母さん♪」 須賀母「あら、嬉しいわぁ」フフ 富士山並みに罪げられた外堀!! 照「コレクッテモイイカナ?」 果たして京太郎の迎える結末とは――!? 京太郎「……ヘシン!!」サランラップ! 【次回 なんだかんだ叫んだって】 お楽しみに!! 580 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/05(日) 22 12 34.31 ID ss7GPD9go [15/24] 【街角】 京太郎「さて、歩いて事務所まで行くかなぁ」テクテク ザワザワ オイオイ、ナンダアノイケメン オモシロソーネ! ダンチョウメイレイヨ! ツカマエナサイ! フェェ、アンナカオミライデモミタコトアリマセーン ジンルイノシンカノハンチュウヲコエヨウトシテイル ジョウホウトウゴウシネンタイモキョウミヲイダイテイル ンフッ、コマッタモノデス 京太郎(容姿S)「なんだか騒がしいな……」キラキラーン 周囲の人「んはぁっ……♪」ポーッ 京太郎「???」 【アクセル1】 ガチャッ 京太郎「おはようございます!」 社長「やぁ! おはよう」 竜華「おはよう、京太郎君。久しぶり!」 京太郎「はい。会えなくて寂しかったです」エヘヘ ズキューン 竜華「んふっ♪ ちょ、その顔でそういうこと言うの……反則や//」ドキドキ 京太郎「??」キョトン 竜華「と、とにかく! 仕事の話!」アセアセ スタスタ 久「忙しないわねぇ」つ茶 コトッ 京太郎「あ、久さん。お久しぶりです(久だけに)」 久「ええ。これからも頑張りましょ」ニコッ 竜華「美味しいなぁ」ズズー 京太郎「それより、今日の仕事はなんですか?」 竜華「あぁ、そうそう。それやけど……」 ダダダダッ 京太郎「?」 久「足音?」 竜華「この音は……?」 ダダダダダダダダダダダダダッ!!! ガチャンッ!! 一同「!?」 582 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/05(日) 22 17 04.82 ID ss7GPD9go [16/24] 煌「京太郎くぅぅぅぅん!!」デデーン 京太郎「き、煌さぁぁぁぁん!!」 ,、_. r┴┴- 、. |__ || //ヽ. | `ヽ/. | ノ. ヤ く ヤ {_. ヤ { -‐ニ二二ニz、 -‐  ̄ ̄. ヤ ヘ / / ___/ ` ヤ ∨ ム-‐  ̄/ \ ヤ / ', ./ / / / _. -/ ヽ. ヽ | ヽ / / ./ / ./、 / ./ / /. |. `ーァ /,.イ / ,ヘ/ / ./ ./ .| ’ ’ 入 マ ̄| /ィ=≠z、|/.ヘ /| / / .|. | r‐ト、 ∨ /ヽ 、 \| /7ん)心ヾ′ /|ム-‐‐ / |. 不、 \. ∨ \ー---r` 弋;;;ーツ | i | |/.| ./ j/ /.|ヽヽ ` マ | /` Y 、、、 `¨´ ヽ,==z| / / / | | ’. ヽl/ | ん_)心ヾく/ ./ / .! / .i |!. 八 , 、 ′ 弋;;;__ツ ノケ ,イ/ / j/ ! アイムバーック!! 厂丁 / { ` 、 、、、 _ チ/ヾ< ___/ | | / \. ヽ __ ノ 入`ー-ム≧=- / | ̄ ̄| | i 、__ _ イァ‐\ / | | |_o_ -≧ / ̄ / く`ー /\ ヽ. _| ヽ ト、} 廴__厶. o / ` ーァ… く____ . . .` 、. .∧八 ヘ.| . .`<__イヽ / / }ト,-、 ヽ . . . . . . . .` / マヤヽ、 }ノ、 . . . . ./ / /_/ノ ー- __ _ ィ―‐ ュ_ . . . . . . . . . . . . > _マィく_`>< . . . .>‐' / _ -  ̄/ /  ̄ ̄ /二__ /ミ)< . . . . . . . . . . . . .\\// . . . . . . 人 _{_≦_ ̄_/ /______ --― { ― /ぅソ < . . . . . . . . ,、` ー-<__ マ _ イ、ヽシ  ̄ ̄` ー―-- ____ -< マ二 {¨´ / フi「 ー―一 フ¨´ {_`ヘ ≧=≦ヽ ヽ /\_ノ ` ー `‐-┘ マ{ | / ` ヽOヽ ヽ_ .<\ イ ` ´| / マOベ_ -へつィ´|」 | , `´ /二`λ .{、 八 , /二ニィチ‐} リ ` ー, /二ニ/ {==} / /ヽニニ/ ヽ-- ′ i . ノ /. 八 / イ"´ ` _ /イ 煌「あ、あぁ……」ブルブルブル 京太郎「き、きら、煌さん……」ガタガタガタ 煌「もう我慢出来ない!!」ダダダダッ ガシッ 煌「!?」ジタバタ 美穂子「はい、そこまでです」ニッコリ ジャーンジャーン! 京太郎「美穂子さん!」 煌「離してください……」ポロポロッ 美穂子「そうしたいのは山々なんですけど」チラッ 久「離しちゃダメよ美穂子」ガッシリ 竜華「せや。脱すばら、脱京太郎や!」ムニュンムニュン 京太郎「あぁ、いい香りが、感触が……//」ポワーン 煌「うわぁぁぁぁん!」ビエーン 585 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/05(日) 22 25 48.54 ID ss7GPD9go [17/24] 煌「先っちょだけ、先っちょだけでもいいんです」シクシク 竜華「うーん、じゃあ先っちょだけやからね」 煌「あ、ありがとうございます!」オソルオソル サワッ 須賀ホーン「」ビクンッ 煌「あ、あぁっ……京太郎君のこんなに」ドキドキ サスリスリ コスコスコス 京太郎「き、煌さんっ……」ビクンッ 煌「……スンスン、んはぁっ♪」ポワーン 京太郎「く、くすぐったい、ですよっ……!」ギリッ 煌「ん~♪」サワサワ ※ホーンは角です ただの 角 です 久「はい、そこまで」 煌「ふぅ、なんとか禁断症状が収まりました」 美穂子「(まるで麻薬みたいね)」オドロキ 竜華「用法、用量を正しく守らんと」フンス 京太郎「」 ガチャッ 透華「あけおめ! ですわ!!」デデーン 竜華「でもこれええなぁ」サワサワ 久「癖になるのよねぇ」サワサワ 煌「もっともっと!」サワサワ 美穂子「す、少しだけ、なら……」ドキドキ 京太郎「」 透華「え? なんですのこれ……?」ビクッ 社長「やぁ、良く来たね」HAHAHA 京太郎(容姿S)「んっ、はぁっ、くっ、ぁぁっ!?」ゾワゾワ 透華「……」ゴクッ 社長「ほぅ?」ニヤニヤ 透華「い、今のは違いますわ! そ、そそそその!?」アセアセ 社長「うーむ、やはり容姿は重要だねー」ニマニマ 透華「うぅっ……違いますのに」ズーン 結論 京ちゃんは麻薬(特定危険物) 588 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/05(日) 22 45 59.22 ID ss7GPD9go [18/24] ~~なんやかんやで~~ 竜華「ふぅっ……」ツヤツヤ 久「このオチも飽きてきたわね」ツヤツヤ 美穂子「……//」モジモジ 透華「結局流されてしまいましたわ……」ズーン 煌「これで百年は戦えるかな?」フフフ 照「やっぱり京ちゃんのホーンは最高」ドヤァァ キャッキャウフフフ 京太郎「」 社長「ほれ、ライフボトル」サッ 京太郎「はっ!?」ガバッ 社長「やっと目覚めたかね」 京太郎「ええ、なんとか」フゥー 久「ごめんね、ちょっとおふざけが過ぎたわ」テヘペロ 京太郎「いえ。それよりも……今日の仕事はなんですか?」ゲンナリ 竜華「あぁ、そうそう。それは……」 煌「ライダーの制作発表ですね」サッ つスケジュール帳 京太郎「え? 記者会見ですか!?」 竜華「ううん、そうじゃなくて公式サイトに載せる写真や動画の撮影やね」 京太郎「へぇ、そんなのがあるんですね!」パァァ! 照「京ちゃん輝いてる(照だけに)」パチパチ 竜華「他の共演者も集まるみたいやし、仲良くできるとええね」ニッコリ 京太郎「はい! 頑張ります!」メラメラ 透華「あ、そういえば」ポンッ 京太郎「?」 透華「今回、うちのスポンサーの関係で、龍門渕から一人出演している人がいますの」 久「へぇ、そうなの?」 透華「監督にどうしてもと言われて……本人は乗り気のようですわね」ハァ 竜華「なんか不服なん?」 透華「いえ、どうせなら私が出たかったというのに……!!」ギリギリ __ /| , -、____/,、 \ r‐' ̄_/ / |\\|//| | ̄ r‐' | |ミミァ‐''''"| | \ | | / | | | / / 〈 _,`ィヽ、 | | / /`ー、Y", -‐'iヽ | \ | キィ~ / ,イ !、ii〕'!、`┸" ノ 〉 i ) \. ( | r‐' ,二、" / //、 \___ \ 、!(三ニ´ー~)( \ ___  ̄`ー--、_ \ ゞ、"゛  ̄ _, ゙、 h_/ ̄_, -‐ヽ `ー-、`ー-、 ) r≧ーtく /\ ) / ト、 `ー-、 `ヾ 、_ \ 一同「……」サメタメ 589 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/05(日) 22 56 58.12 ID ss7GPD9go [19/24] 透華「きぃぃ! どうして私が出られませんの!!」イライラ 京太郎「と、とにかく、その撮影の用意をすればいいんですね」 竜華「えっと、撮影班が今日は今放送してる555の収録やってるから……」 久「直接スタジオにいけばいいみたいね」 京太郎「うわっ! 555の収録観れるんですか!?」キラキラ 煌「メイクの松実さんを呼ばないと」ピポパ 京太郎「楽しみだなぁ」 仮面ライダー、そのシリーズに俺の名前が連なるなんて 京太郎「へへっ、頑張らねぇと!」 ~~そんなこんなで~~ 【仮面ライダー555 撮影現場】 オーイ、カメラヨウイシロー ハーイ 京太郎「おぉ、すげぇ!」キラキラ 竜華「へぇ、結構人おるね」キョロキョロ 煌「怪人の着ぐるみとかたくさんありますね」サワサワ 透華「勝手に触ると怒られますわよ」 宥「あ、でも特殊メイクには興味あるかなぁ」←現地合流 サワサワ ?「こらっ!!」 一同「!?」ビクッ / /./ / ヽ \ \ヘ.ヽ ヽ / /...l / ヽ Y....ヽ ', / ,.... |/ / l }ヽ /ハl......l ', , | l.......', ̄`ヽ./ /| /'"ハ__ハ|.....| ハ |', |.........、 二、 .; / /モリ 〉} . . l ノ.ノ 、',',. . . . .\イモリ`./ `"´ノ ノノ ',',ヽ ヽ `" 、 彡〇 丶\〇ミ. - ' / ノ ヽヽ ィ ..- ´イ` イ`\ __,>/ / ハ ノイ `ヽ / / ∠∨ ヘ .|ノ r'`.....-、 ` , /イノ ∨ `"Y / .Y. ', , ィY // /\ | ∨{ , .、 /{ ヘ /イ ̄ ̄  ̄``>、 人', , 、 , ィ . ∨ >.l _∧_ ヽ.....〉/ !. . 丶 , イ . .., ィ`' ゝ''"´  ̄``ヽ、 ∨.∨ .|. . . .ヽ / / ヽヽ、 \ ノ ヽィ',. . l , ' , .' | ヽ、` ‐‐-- / Y. ', | . } ___ , ' , . ' ´ ヽ、`ヽ、_ { ノ ヽ` ./ ゝ-、 ̄ . ̄´ , '´ ',ミヽ、_ ` { ヘ \ __ノ ,ィ .__ .ィ ∨ \ >、./,,>- ノ ヽ ... \__ >、l丿 / /.| .r、ヽ_ ヽ! 、 ̄ ̄.ヽヽ. |丿 l .l ゝ-' ハ, ヽ,, ヽ ヽ) / }ヽ ゝY Y /`ヽ、___/\___.l__,, イ´ ̄'、 / / /l\ | 、 ヘ / / / /.| ヽ | ヽ ヽ ` 、_;;/ / / | \ | ヘ/ / ``ヽ==、/__|__.\ | __>'" スマートレディ「可愛い可愛い、オルフェノクの着ぐるみに触っちゃダメですよ~、うぇーん♪」シクシク 京太郎「す、す、スマートレディだぁぁぁぁぁぁ!?」ガクガクガクガク 590 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/05(日) 23 05 05.38 ID ss7GPD9go [20/24] 京太郎「あ、ああああのあの! サインを!」ササッ スタンバイオネガイシマース スマートレディ「あ、ごめんねボウヤ。また今度ね~♪」スタスタ 京太郎「あ、あぁぁ!! そんな……あの素敵な衣装をもっとじっくり……」ガックリ 竜華「……ふーん? ああいうのが好きなん?」ジロリ 京太郎「え?」 煌「……」 宥「……えっち」ムスッ 透華「……」ゴゴゴゴ 京太郎「あ、え? いや、その!」アタフタ ザッ ?「お、なんか賑やかだね」ニコニコ 京太郎「え?」クルッ 女性陣「」ドッキィーン ?「君が次なんだっけ? 頑張れよ」ポンッ 京太郎「あ、あぁ……ひゃ、ひゃい!」ガチガチ ?「ははっ、緊張しなくていいって」ポンポン 京太郎「は、はいっ!」 ハンダサーン ジュンビオナシャース! ?「それじゃ、またな」スタスタ 京太郎「あ、ありがとうございました!」ペコッ 竜華「流石に、生で見るとかっこええなぁ……」 煌「単純な容姿なら京太郎君の方が上なんですけど、オーラが違いますね」 宥「あったかい」ホカホカ 透華「これが一年間戦い抜いてきた男のオーラ、ですわね」ゴクリ 京太郎「……俺も、あんな風に!」ギリッ 今はまだ無理でも、いつかきっと……! ホンバンゴビョウマエー たっくん「(あの子は、面白くなりそうだなぁ)」クスクス 592 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/05(日) 23 22 13.20 ID ss7GPD9go [21/24] スタンデンバーイ コンプリート 京太郎「すげぇなぁ……」マジマジ はんださんだけじゃない、他の人も含めてオーラが違う 勿論、ソルサキの共演者の人も凄いオーラを持っていた だけど、それとはまた違った独特の空気 とてもじゃないが、今の俺にこんなオーラを出せそうにねぇ…… シュウロクオワリデース オツカレサマデース 京太郎「お、もう終わりか」 竜華「次はうちらの番や!」 宥「メイクしなきゃ」パフパフ 京太郎「はい、お願いします!」 ザワザワ 透華「どうやら他のキャストも集まって来ましたわ」 京太郎「共演者……!」 ガチャッ 一「あー!!! 透華!」 透華「いきなりご挨拶ですわね」 一「そ、それに、す、す、須賀きゅんっ!」ガリッ 竜華「(噛んだ)」 煌「(噛みましたね)」 京太郎「国広さん、お久しぶりです」ニッコリ 一「う、うん……うわぁ、嬉しいな。須賀君と共演出来るなんて」エヘヘ 京太郎「え? それじゃあもしかして……」 一「うん! ボクが仮面ライダーカリス役だよ!」エヘヘ 京太郎「女性ライダーじゃないですか!?」オドロキ 一「あれ? もしかして知らない?」 京太郎「え?」 一「今回、須賀君以外に二人ライダーがいるんだけど……」 京太郎「二人……国広さんと」 一「あと一人は……」 ガチャッ いちご「須賀君!」パァァァ タタッ 京太郎「いちごさん! お久しぶりです!」 いちご「うん、久しぶり……」 京太郎「次のソルサキの収録、楽しみですよ」 いちご「わし……私も!」モジモジ 594 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/05(日) 23 31 23.08 ID ss7GPD9go [22/24] 京太郎「あれ、でもどうしていちごさんが?」 いちご「?」 一「あーそれそれ、それだよ」 京太郎「え?」 一「もう一人が佐々野さんなんだ」 京太郎「!?」 もう一人って、なんのことだ? さっきの話の前後から考えると…… いちご「うん、仮面ライダーギャレン役」ニッコリ 京太郎「なん……だと?」 透華「女性ライダーのバーゲンセールですわね」 竜華「それってどうなん?」 煌「異例中の異例ですね」バッサリ 透華「荒れること必死ですわね」ヤレヤレ 京太郎「まさかの女性ライダー×2とは……」 一「あと、聞いた話だともうひとり追加ライダーがいるみたいだけど――」 いちご「それも女の子なんだって」 京太郎「」 竜華「ハーレムやん」イライラ 煌「もう降りましょうか」ムカムカ 透華「スポンサーやめますわ」ビキビキ 一「大人げないよ透華」ハァ 京太郎「そんな、叩かれる、俺だけ浮いてるよ……」ガタガタガタ 宥「むしろ京太郎君は大丈夫だと思うよ?」 一「そうだよねー、そもそもボクに至っては新人だし」 いちご「……」 竜華「最年少ライダーに、驚異の女性ライダー三人。これは冒険作やなぁ」 京太郎「もはや爆死レベルですよ!!」 透華「爆死でも目立ってなんぼ! 目立ってなんぼですわ!!」メラメラ 599 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/05(日) 23 39 30.59 ID ss7GPD9go [23/24] 京太郎「一気に不安になってきた……」ズーン 竜華「今更何言うとるん?」 京太郎「いやでも……」 ガチャッ 一同「!?」 咏「お、いたいたー」 えり「ちょっと、勝手に入って大丈夫なんですか?」スタスタ 京太郎「三尋木プロ! それに針生アナ!」 咏「まーたまたお前が主人公とはねー、おっどいた」ペチペチ 京太郎「ど、どうして三尋木プロが? ま、まさか!?」 咏「共演よろしくねぃ♪」ニヤァ 京太郎「お、おぉぉぉ!! ちょー嬉しいっす!!」ワーイ 咏「うぇっ……//」カァァ . . -‐……‐-. . . . ´ ` . . / ヽ . ' ./ / l ト ヽ / / l l ハ ヽ . .l ′ .′ ハ |ト、 斗--ミ , . l ..........i i .斗-ミ l| }ハ | l ' l l | .. . |' | ハ } 八ヾ乂 」 }i . l. . . . . l | . . |l |⌒ヾ 〉ィ斧卞ヽ }i l. . . . . | |ノ |l卞ミx ` ̄ ぅ込ソ /i }i l. . . . |. 从 〈 | 込リ `”’ ' | リ . l. . |. i ハ |lV {”’ //// | / l . .i.八 |{ ` |l |// ′ _У . l . . . .\ |{ { 圦 l | r 、 / ノ i . . .\ 乂 | | 「`| ノ ./ _彡 ′ \. . 人 弋 |> / >_'"-=ァ / ヽ / . . . \ \ ≧=く > '"〃 ̄´ / / ト、 / . .〃 Y =-r=ミ/{{_/' (@) / / ̄ `ヽ |  ̄` /__彡イ /| f7 /@)У ./ / (@) ヘ. {/ / /\ / j / (@) / 八 / 厂{f7/ \ // 八 ∧ { (@)/ (@) i /) レ/ (@) \ (@) / }| ヾ / .|. / @) {{ \ / {l \ (@) .| 京太郎「えへへ。三尋木プロがいると安心するんで」ニコニコ 咏「ば、ばばばばっかじゃねー!?」ドキドキドキ えり「(なるほど、これは面白い)」ニヤリ 他一同「……」イライライライラ 603 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/05(日) 23 53 22.08 ID ss7GPD9go [24/24] 京太郎「へぇ、三尋木プロはまた子供役なんですね」クスクス 咏「全く、どうしてこの私の魅力が分からないのかねぃ」ヤレヤレ 京太郎「でも、俺は三尋木プロのこういう役好きですよ」ニッコリ 咏「ふ、ふんっ。おだてても何も出ないっての」パタパタパタ 京太郎「本気ですってば」アハハ 咏「……お小遣いあげる」つ10000 京太郎「え?」 咏「……」グイグイ 京太郎「あ、ありがとうございます」ペコリ 咏「うん、頑張ってるみたいだし……これからも、ちゃんとやればいいんじゃね?」プイッ 京太郎「はいっ!」ニカッ えり「三尋木プロ」 咏「っ!?」ビクッ えり「……」ニヤニヤ 咏「くっ」ギリッ えり「<●><●>」ニヤニヤニヤ 咏「し、仕返しのつもりかねぃ? しらんけど」ブルブル えり「わっかんねー」ニヤニヤ 咏「ぐぬぬ」 京太郎「やっぱり三尋木プロがいると癒されるなぁ」ホンワカー 竜華(般若)「……」 煌(阿修羅)「……」 透華(青い鳥)「……」 宥(大天使)「もう、知らない!」プイッ 京太郎「ふえぇぇ……」ビクビク ガチャッ 透華「誰ですの!?」クワッ 竜華「今度は誰やぁぁぁ!?」ギロリ 煌「クリーク! クリーク!」ゴゴゴッ ?「ひっ!? ちょ、ちょっといきなりなんなの!?」ビクッ 宥「あっ!」 京太郎「あれ、アナタは確か……」 ?「あ、いたいた宥姉。玄から聞いてたけど、本当にメイクやってたんだ」 613 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/06(月) 00 05 18.86 ID fptHWN7Oo [1/8] 京太郎「(確か阿知賀の新子だっけか……)」 憧「もう、最近顔見せないと思ったら」フゥ 宥「憧ちゃん! どうしてここに!?」 憧「ああ、それは……」モジモジ 宥「?」 憧「その、宥姉に会いに東京に来たらその、スカウトされちゃって……//」カァァァ / 〃 |! | | ′ 〃 ,' | | |V | | | ′ | Y'イ ′! !, w! V |l | | }; ! l '| | | j { ! {ノ^~ |∨ |^> 、 _| V!, | | |; ! |j l | | --|l--‐ヘ7 V 八 乂! \ !`ー─+ |ミ′ ′ |i' ! | V、 |V /⌒l \ ヘ /⌒li Y | ″ |l V | ゞ入 | {! }! `ー'' {i }l | 〃 ´ ∨ レ |! |! 、 r !l |! 、j j/ | コ! ! j' }==( |! j' )コ / 7 | ゝ 、 乂ノ ノ ゝ 乂,ノ イ ' 〃 | |  ̄ ̄ ー─ ´ ' / イ | | """"" """" ′ / /{ | ヘ /⌒ー'⌒ー' ⌒ヽ ′ / / ′ | v\, { __ _ ) ,ノ / / { ∧ >- ー '  ̄´ `二´-─</ / / | ∨ ∧  ̄`´ / ノ / | 〉 ∧ ´ ̄ / // /| 乂 / ∨ ∧ ノ イ / / `ヽ \ 宥「!?」 京太郎「それじゃあ、新子が……?」 竜華「……!!」 _/ / \ . ´_],,] / ヽ. / // / | | / .. / / / | | \| | \/ . / │ . / / | | | |_ / メ / /. /| | | .' / | | | /⌒| {⌒刃ト/ / / 七 | |. ' | | | |{{ `| | ヒン 厶イ刄|/│/ ′ | | / ;゙| i ゝ | | 、、 ヒン'イ. |乂/ | | | . /│ i 介i| |. __ ' /7i| |ハ ∨ | {/ / / ∧. 〈\i| |\_‘ー´ ィ77(|. ハ } │ | .∨ ∠二二 ∨j| | ∧ ̄Ⅵニニ7 /丿| │ | ∨レ―\∧ Ⅵ 人,_ ∨ 〈 {厶_ } │ ∧ ゙.| \\ \i iマ⌒|\∧/}} }Ⅳ /. / ∧ \ ヽ } i \|i i∧ {{ ∨ / /| \i |\} \}人 ニニ|ン゚ノ| 〉 憧「ヒロインのアコ役よ……よろしく」 宥「」 京太郎「ま、マジか……」 煌「平均年齢低すぎでしょう……」 透華「蒼い~鳥~♪」 一「本当にどうなってんの?」 いちご「さぁ……?」 618 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/06(月) 00 17 30.76 ID fptHWN7Oo [2/8] 宥「えええ!? そ、それじゃあ憧ちゃんもアイドルに!?」 憧「ち、違うってば! これだけだから……うん。これだけ!」アセアセ 宥「そ、そうなの?」 憧「本当だって」メソラシ 宥「よかったぁ……」ホッ 憧「……」 京太郎「あの、新子……でいいか」 憧「……何?」 京太郎「一応初めまして、だよな」 憧「そうね。でも私は前から知ってた」ジロリ 京太郎「へ?」 憧「単刀直入に言うけど……」ズビシッ 宥「憧ちゃん?」 憧「私は須賀京太郎、貴方を見極めに来たから」 京太郎「!?」 憧「……覚えておいて」プイッ どういう意味だ? 見極めるって……何を? 憧「……」 ~~~回想~~ 穏乃「東京に行く!? だったら須賀京太郎の偵察してきて!」 憧「えー?」 灼「ヴァン・ヘイレン」 穏乃「だってさ、和の好きな人なんだよ?」 憧「そりゃそうだけど、会えるか分からないし」ウーン 灼「オジー・オズボーン」 穏乃「ほら、灼さんもこう言ってるよ!」 憧「うっ、確かに灼さんに言われたら……」 灼「ドリームシアター」ドヤァァ 憧「分かったわよ、見てくればいいんでしょ見てくれば」ハァ まぁ、私も個人的に興味あるし…… あくまでついでよ、ついで ~~~~~~~ 憧「……」 京太郎「??」 624 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/06(月) 00 32 53.47 ID fptHWN7Oo [3/8] 竜華「なんやあの子、急に敵意むき出しで」 煌「松実さんの知り合いでなければ……」シャキン 宥「……」ボーッ 透華「どうかしましたの?」 宥「あ、うん。珍しいなーって」 竜華「珍しい?」 宥「憧ちゃんが初対面の人にあんな態度とるなんて……」 煌「そうなんですか?」 宥「うん。ちょっと違和感あるかなぁ」 咏「若いねぃ」ヤレヤレ えり「私達は少し場違いですね」フゥ 一「仲良くやろうよ」 いちご「うん、喧嘩なんて考慮しとらんよ」 憧「……」 ガチャッ ソロソロジュンビオネガイシマース サツエイハジメマース 煌「では行きましょうか」 京太郎「はい!」 宥「頑張ってね」 竜華「袖から応援してるで」 京太郎(容姿S)「頑張ります!」キラキラ 煌「ぐふっ!?」ブシャッ 憧「っ!?」ドキッ 一「やっぱかっこいいねー、須賀君」エヘヘ いちご「うん」コクコク えり「……//」ボーッ 咏「?」 えり「はっ!?」 竜華「早速、共演者に怪しい影が……」ワナワナ 透華「無理もありませんわね、あの顔だと」ハァ 宥「えっへん」フンス 628 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/06(月) 00 53 26.39 ID fptHWN7Oo [4/8] 【実際に公式サイトにあがった動画】 A New Hero. A New Legend 目覚めろ、その魂 戦わなければ生き残れない! 疾走する本能 数多くの戦いを繰り広げたライダー達 時代は、次のステージへ <<仮面ライダー剣>> 今、その力が全開する この男たちの手によって――!! 京太郎「仮面ライダーブレイド、剣崎カズマ役の須賀京太郎です」ペコリ 一「仮面ライダーカリス、相川ハジメ役の国広一です」ピョインッ いちご「仮面ライダーギャレン、橘イチゴ役の佐々野いちごです」 憧「広瀬アコ役、新子憧です」 咏「栗原ウタ役、三尋木咏だねぃ」パタパタ えり「白井エリ役の針生えりです」ペコリ 京太郎「仮面ライダー剣。この春スタートします!」 一「突如現れたアンデッドと呼ばれる不死の生命体――」 いちご「アンデッドを封印する為に戦うライダーを待ち受ける宿命とは?」 憧「詳しい情報は、どんどん公式サイトに追加されますのでお楽しみに!」 咏「プレゼントもあるから、どしどし応募するんだねぃ」ニヤリ 京太郎「応募に必要なキーワードは、こちら」 デンッ 一同「運命の切り札をつかみ取れ!」 京太郎「皆さんの応募、待ってます!」 / l l l l l l l _____ l l レ'l \__}‐ ― 、 / l l l____/ \ / l /`ヽ 丶 lヘ l { } ', l } l \ ヽ ', l / ll\ \ /\ l l___/ l \/ / ヽ |. ',__ヽll {__/-‐――', | l ヽl___/ / l /二`ヽ ', ',O { /l /ヽ } l_ ヽ }≡\___/ ヘ / l / / l / ̄`ヽ- ィ--ヽ// ̄,'l // |} / ( ) | \\ニ ニ // イ // /`ヽ l l l/ ヽ 二二 /// / / ̄ ̄`ヽ |___/| l | |/___/ / /  ̄ ̄ \ l ', ', \ レ ´ / / / ̄ ̄ ̄\ レ ̄ ヽ ヽ_ >―― '__ / / / l l/  ̄ ̄ ̄ \ / / l l l/ ̄ ̄ ̄ ̄\__/\/ / l________ ', | ≡ / l l} ___| l ` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ To Be Continued…… 633 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/06(月) 01 03 28.32 ID fptHWN7Oo [5/8] 632 追加ライダーだから最初はおらんのよ 【アクセル1】 パソコン「」ウィーン 社長「ほぅ、中々いい面構えだね」ハッハッハ 久「ダウンロードしちゃおうかしら」ニヤリ 京太郎「うぅ、なんか恥ずかしいですね」カオマッカ 竜華「男前すぎるんとちゃう?」 煌「問題は男女比率ですね」ウーン 透華「まぁ、この予告でどうなるか見ものですわね」フフフ 社長「あ、そういえば京太郎君」 京太郎「はい」 社長「ナンジャの出演の件なんだが……」 京太郎「あ、台本ならもらいましたよ。このサブAをやればいいんですよね!」 社長「……」トオイメ 京太郎「え?」 竜華「どうかしたんおじさん?」 社長「それが、ヒロインの相手役をしていたサイーガさんが体調不良を起こしてね」 京太郎「え!? だ、大丈夫なんですか!?」 煌「あのサイーガさんが……」ワナワナ 久「私、結構ファンなのよねー」シミジミ 社長「それでだね、その君に……」 京太郎「??」 社長「その代役をやってもらうことになったんだ!」デデーン 京太郎「」 竜華「!?」 ガラガラッ / )---、 〈 イ_{┌‐‐ └'‐ク } \ { |┐ λ / ∧ 〈-=彡' ∧ ∧__彡' 〉 { { ∨ ∧ | / リ __ | ,/ /{ ---- 〈 \ | / / { ´ /\-、\ | ,/ l| -/ \ 〈 /\Χ__ | / | {/ / / \\ ヽ\/ ∧ ∨ .} /| {. ///| | | lト、 l l イ ∧ ∨ } l| / | l | |l l | | l| 八从li | ∧ ∨ / | l | |l l\l\八从芹苅 i | ̄|l i/ ll / 八l | |l |芹苅 乂ツ 'l | l l||_// l| /. / \八从乂ツ . . l | レ´// } ,/ 話は聞かせて貰いました!. ⌒/ / / ∧ . . '__, ∧l| | ./{ } / / / / / 个ト . イ| || l/ } /. / / / / l|| | 〕i千 / . | ||/ / ∧ / / / / ||_|//-,/. . | || / / \. / / / / /_|/ ./ / . . .八 ∨ / // \ / / / / // . . . ./ / . / ∧ ∨ / / 〉. 644 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/06(月) 01 14 38.47 ID fptHWN7Oo [6/8] 京太郎「和!?」 和「今サイーガさんの病院から帰ってきました」 社長「彼女は大丈夫だったかね?」 和「はい。少しの間休養すれば元に戻ると」 社長「それはよかった」ホッ ひのちゃま「サイーガさんはこの業界に必要不可欠だからなぁ」 てらしー「ああ、そうだ」 和「須賀君によろしくと、仰ってましたよ」 京太郎「い、いやでも! サイーガさんの代役なんてそんな……!」オソレオオイ 社長「大丈夫。脚本をいじればどうとでもなる」 竜華「声変わりしたとかでええんじゃない?」 煌「もしくは京太郎君の女声……」ハァハァ 透華「なんにせよ、折角のチャンスを不意にする意味はありませんわね」 京太郎「そ、そりゃそうですけど……でも!」 ただでさえライダーでていっぱいだってのに…… 本当に俺が主要キャストなんてやっていいのか? それに、和の相手役だなんて…… 和「……須賀君」ジッ 京太郎「和……」 _ -───- _ . 、 / \ __ ___j/ __ Y´ ノ ヽ | / . ! . . . . . . { ヾ.イ 〈 ! / / /. / / . | | ; | . . ヽ };} | l / / / . / / /| | | ト、 | | }´ |ト__ / { / /. ; . / / { | | !、 | | j、 | l ィ´ヾ ヽ、 l_ l イ | | ト{、 ハ| | | ヽ | }厶イ、 |丁/ } 〉、 / | ハ | | l | `ト、}lヽ '、 ト、斗匕/ l | ||| l r‐く|ヽ/{´ ヽl |_l | | |rテ干示ト'\lヽl´ rf苡圷¨} |/-|  ̄ | l | レ \ト、 \ヽ 弋 ツ . . ゞ夕 ノ/ ´| | | | イl| |\}l`. xwx . , . xwx . _ノ; | | | / j|! ハ // | | l | / .イ j|l介 、 /´ ! ! l | / /| ||l|{ 、 ´ ` イ_ | l l 八 / / l| |l||| __」 ̄ {、 ヽ、 | | ! ∧ / // l| ||厶斗‐ ´ r‐! / ` | ト、 ハ l / /| | /-、 ァ´ 八 . } 、\ ヘ | 〃 ∧! ト、 l ̄ ̄ 7 / . j ヽ } ヘ l// }/'| 八 \ | / ,.-‐ ´ // . / /´∨ ヘ // ∨ / ハ . .\ \ l /-‐ ´ _,.. .  ̄// . ∨〃 }ヾ ヘ {イ / / / l ヽ . . }>- !./-‐< . . . . . . . . イ/ ∨イ Vヽ 、 }{ |ハ }ァ'./ { `ー-ゝ、レ_∠≠=- ´ / . / l| ト l | l ハ| | ∨} j |l| {_j} / / イ Y ヾjl; | |Ⅳ}/ }| / / イ 八l / / Y // l |/ Y | l / 和「私と……恋愛、してくれませんか?」カァァァ 京太郎「」バキューン 竜華「アカァーン!」ワナワナ 煌「流れ弾が……ぐふっ」ハナジダラダラ 653 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/06(月) 01 27 12.57 ID fptHWN7Oo [7/8] 京太郎「あ、あぁ……やる。やってやるさ」ドキドキ 竜華「」 和「須賀君……//」モジモジ 京太郎「俺、声優とか初めてだけど……和のためにも頑張るよ」キリッ 和「はいっ……!」ポロポロッ 久「やってらんないわねー」 透華「のどっち、恐ろしい子……ですわ!」ガビーン 竜華「……」メラメラ 煌「私的には色々と美味しいかな? あれ、NTRに目覚めそう……」ハァハァ 社長「どうやら決まったようだね」フフフ 京太郎「はい。社長、俺やります!!」 社長「よく言った! それでこそ男だよ君ィ!」 和「フフフ」ニコニコ こうして、須賀京太郎の新年明けての仕事が公開されることになる 仮面ライダー主演 昨日のナンジャ ヒロインの相手役(代役) 言わずもがな主役とは期待が一番集まる役だ もっとも、既に京太郎は経験しているのでさほど難しくはないだろう だが、代役は違う どんなに頑張っても、絶対に前の人と比べられる それが超一流ならなおさらだ 果たして京太郎は、期待や重圧を乗り越えることができるのか? そして―― 竜華「……うちも、やったる!」 燃え盛る嫉妬の炎の行き着く先は!? 【完全】「須賀京太郎を応援する雀士達」Part150【復活】 京太郎のファンの想いとは!? 京太郎「目指せ! トップアイドル!!」 【次回】 2ch反応 バーンナッコォ編 ソルサキ 復活祭 竜華の浮気? 以上の三本でお送りいたします 689 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/06(月) 22 42 47.31 ID kwlWQ36Yo [2/9] 【完全】「須賀京太郎を応援する雀士達」Part150【復活】 121 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Yokoyari1 しかし驚いたな まさか10分で前スレが埋まるとは 122 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 3tUzuTu0 新年明けてすぐの仕事が仮面ライダーなんて…… 123 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID JyunNIKI0 なーんか知ってる顔がいたんだが どういうことだよ、マジで 124 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SawAmuRaa 特撮ヲタとしては許せない 何このラノベライダー…… でも観ちゃう、悔しい……ビクンビクン 125 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID DojiMAID0 ふざけないで!!!!! ライダーに女なんか必要ないんですよ!!! うあああああああああ!!!! 126 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT マイダーリン京太郎に手を出す女はみんなぶっころだし!! 許さないんだし!! 127 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MIharunn0 まさかこんなことになるなんて驚いたなぁ 128 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID StarCardo ブレイドは普通に面白そうですね 129 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID JSAsumiYo ハーレムっぽいのが気になるけど、京太郎君がまたかっこよくなってて嬉しい 130 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KiLLiKedA どういうことだ池田ァァァァ!!! 京太郎君が、か、かっこよくて、嬉しいダルォォォ!? 131 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Yokoyari1 落ち着け、ここは普通に喜ぶことじゃないのか? 132 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CraZyCaR バイト増やさないとなー グッズ集めに忙しくなりそうだぞーワハハ 133 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SteaLthMO それにしてもどんどんかっこよくなるっすねコイツ 整形疑うレベルっすよ 134 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OpPekEten …… 135 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID yuuki+Aoi 頑張れ!! みんな応援してるから!! 136 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OmaKAseA0 お姉ちゃんだけじゃなく憧ちゃんまで ずるいのです、みんなして京太郎君を…… 137 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Bow+Lingo うーん……この 138 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID YAnTeruru 京ちゃんかっこよすぎ濡れるッ!! 139 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TeMpTress しかしいい顔立ちになった 芸能関係はこれで安泰だろう 694 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/06(月) 22 54 08.19 ID kwlWQ36Yo [3/9] 140 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SGAsister やっぱりお兄ちゃんはみんなのヒーロー!! 141 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TKM/slot0 カードシステムのライダー…… 戦闘にバリエーションが増えるかな? 142 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FIscherpo 特撮とか興味無いんだけど、一応見てあげよう 143 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OjyouDes0 あの子が余計なことをしていなければいいが…… 144 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ramenUma0 日本の特撮とっても面白いデス! アチョー! ヘンシン! 真似したくなりマスね! 145 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Sakartvelo 子供向けのくせに色々凝ってるんだよねー 146 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID U15Silver ソルサキで醜態を晒しておきながらライダーとは…… 少しは成長してればいいけど 147 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE キタァァァァァ!!! っしゃおらぁぁぁ!! スーパー京太郎タイム来るで!! 148 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Megeruwa0 頼むから死んで、いやマジでホンマやめてぇな…… 149 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID UeSIge789 楽しみで爆発しそう 150 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ATGsisteR これが! これが須賀京太郎や!! あかん……カッコよすぎて力抜けてまう…… 151 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID mAsenoyoo 少し見ない間に凄く男前になってるのよー 152 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID DaIkoyaDe 才能が開花してきとるね~ 直に感触を確かめたいで~ホンマ 153 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii ほぼイキかけました 154 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIkaNjYuU くぅ~っ!! ますます差を付けられとるやんけ!! 155 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NIjyou123 京太郎君大好きや……♪ あんなん反則やって、もうっ 156 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FunaQyade 堕ちたな(確信) 157 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MaSaEATG うちがもう少し若かったら考えるんやけどなぁ 696 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/06(月) 23 06 35.59 ID kwlWQ36Yo [4/9] 158 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HimeSAmar ヒーロー…… 以前よりもさらに素敵です、京太郎さん 159 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID BIGoMochI 早くモノにしたいわね、ふふふ 160 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Hattyann0 やりますねー ライダーの座は勲章ものですよー 161 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TomoeCawa 挿入歌とか歌うのかな 楽しみ 162 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KokutoUma 黒糖よりも好き 好き 163 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Mayoiga46 早起きダルい…… 諦めよう 164 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NO/Wakame スタンデンバイ! ヘンシン! コンプリート!! スガラダイダー! ヤッター! 165 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CharginG0 ねぇ、超電磁砲って知ってる? 166 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MonoclEpo 京太郎君かっこよくなりすぎじゃない? 関係ないけど今日は妙に落雷が多いわね 167 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID haSSyaku0 ちょーかっこいいんだよー!!! 楽しみすぎて嬉しくて、感動して、えと、えと! とにかくすごいんだよー!! 168 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Tosisanpo この歳で仮面ライダーを見るなんて恥ずかしいけど 気になるもんだねぇ、彼って 169 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID RedLeGend 京太郎君も気になるが、教え子の頑張りも気になるね 170 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KuchiBetA 仮面ライダーに選ばれたことで幼い子供や母親なんかもファン層に入りそう 今までは若い女性にしか人気が無かったから、これは大きいと思う 後はどれだけ自分の演技でファンを引き込めるか これに成功すればオダギリさんのようになれるかもしれない 171 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID uTaChamBer まーたまた咏ちゃんと一緒だねぃ こりゃもうまいっちゃうんじゃね? しらんけど 172 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Lu/OosIba 確かに顔立ちは一流ですね しかし、まだまだそれだけではトップアイドルとは言えません 173 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID osero/ka2 今までの泥臭い演技も好きなんだけど 容姿以上に成長してたら嬉しいねぇ 702 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/06(月) 23 17 41.55 ID kwlWQ36Yo [5/9] 174 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 仮面ライダーね、うん分かった 咏ちゃんだって出られるんだから私だって…… 待っててね京太郎君♪ 175 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HayariN28 慢心したらダメダメだぞっ☆ 176 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Hukuyo5kO えぇー!? アナウンサーが出ちゃうとかいいの!? 177 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NeeDLEeri 針生アナも出たくて出たわけじゃないそうですよ…… なんでも三尋木プロに無理やりだとか ほんと無理やりだとか(憤怒) 178 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID AiteNAran まーたにわかが増えるのね こんなライダーどう見ても地雷でしょ 179 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CopY/maHO やったぁ! 仮面ライダー大好きです!! 180 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MuroMuroo 自慢の先輩を持てて鼻が高いですよホント 181 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FraGariA0 またわたちゃちゃのんと共演しとるんじゃが、これはもう出来てるんじゃ…… 182 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KitaROu0 意味がよくわからないのですけど…… 183 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID uSIsAnMoo 惚れちゃうよもー!!! あんな顔で微笑まれたら……もー♥ 184 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID siriAgarI おかしい、京君があんなにかっこい筈がががががががっ 185 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Hakui+104 まーた成長してますよーぉ 嬉しいなぁ♪ 186 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Kapibaraa ご主人様大好き!! 世界一大好き!! 大好き!! もっともっと大好きになりたいっ!! 710 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/06(月) 23 26 23.51 ID kwlWQ36Yo [6/9] 187 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Roof/top0 ようやっとるのぉ、嬉しい限りじゃ 188 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TAMAnnee0 当然じゃない 須賀京太郎は世界一のアイドルなんだから 189 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SuGALoVE+ 犬の分際で……本当に、凄いじょ これからもお前の夢に向かって頑張って欲しいじぇ! 190 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID koSI+MIZU こんなにも大切な人が存在すること―― これ以上嬉しいことはありません 191 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OHimeSAKi 京ちゃんが頑張ってるだけで、胸が熱くなる 勇気を貰える 頑張って――!! 192 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIndaIchi しかし須賀君はやっぱりかっこいいよねー 193 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Waka/LoVe これからもずっとおそばにおつかえします 194 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SteaLthMO おいおい、これマジっすか…… ttp //nanjya,yapparikyounodogananba-1.com ※ナンジャの公式サイト 195 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID JSAsumiYo え? サイーガさんが病気!? 196 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TeMpTress そんな馬鹿な!? こんなにピンピンしてるのに!! 197 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SGAsister そこじゃないでしょ、よく見てみなよー 198 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID yuuki+Aoi うそ!? 代役が須賀京太郎!? 199 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT にゃっ!? 200 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Megeruwa0 ほああああああああああああああああああああ!?!?!?!? 713 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/06(月) 23 37 56.97 ID kwlWQ36Yo [7/9] 201 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FunaQyade 【速報】またまた原村和【飯ウマ】 202 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID RedLeGend これまた随分と急ね 203 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CopY/maHO また先輩達が共演ですー!! 204 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FraGariA0 おかしい……なんでわたちゃちゃのんじゃないじゃ 205 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Kapibaraa またノドカ!! サキじゃなきゃヤダヤダ! 206 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID uTaChamBer 狙ってるねぃ、これ 207 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CharginG0 は? はぁ? 208 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KokutoUma ボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリ 209 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE ゴルァァァァ!! 原村和ァァァァァ!!! ええ加減にせぇや!!! 210 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ATGsisteR いてまうで、ほんまいてまうで……!! 211 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Megeruwa0 マジでキモイわホンマに あんなヘナ声を朝から聞き取うないで 212 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii 原村はともかく、これは嬉しいで……!! 213 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NIjyou123 かっこいいから許したる♥♥♥ 214 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID yuuki+Aoi 頑張れ和ー!! ここで堕としちゃえ!! 215 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CraZyCaR ワハハ ワハハハハハッハハハハハッハハハハハハッハハ 216 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Yokoyari1 いかん、発作が起きていなければいいが…… 217 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 3tUzuTu0 怖いよぉ…… 218 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KiLLiKedA 少女向けアニメか…… この歳で見ても平気か池田ァァァァァ!? 219 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID DojiMAID0 男と絡ませなさいよ!! 何よ!? キモヲタのニーズなんていらないでしょ!!! 220 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ONdIsKdes また仕事をサボっていましたね、少しお仕置きしましょうか 221 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIndaIchi うわぁ、スーパー須賀タイムじゃん! 719 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/06(月) 23 49 32.03 ID kwlWQ36Yo [8/9] 222 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID JyunNIKI0 これで子供に大人気だろうなぁ 223 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID sHadeMooN こどもじゃないころもだ!! 224 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SawAmuRaa うわぁ、ナンジャスレの盛り上がりがひどい…… 225 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Maho/LoVE あの野郎!! 幼女向けアニメなんかに出やがって!! 全ての幼女はオレノボドダァァァァァァ!!! 226 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID anTenAcuP ↑ 失せなさい、汚らわしい 227 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT 原村和なんて怖くないんだし! 私の方が可愛いし、胸も大きいんだし!! 228 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID StarCardo 純粋に楽しみです 229 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 2AkocHan2 ま、ちゃんと仕事をこなせれば文句はないけど 230 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Bow+Lingo 普通に見たいかな ハルちゃんと一緒に見ようっと 231 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID YAnTeruru (どうせ京ちゃんは私と結婚するのに、このスレ民は頭おかしい……) 232 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SGAsister ノドカはお姉ちゃんにしたくないかなぁ 234 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID UmbRellap お二人共、頑張って欲しいですね 235 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE あぁ、京太郎君、負けるんやないで…… そいつは魔女や、悪い魔女なんや 236 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OHimeSAKi 和ちゃん……抜けがけばっかりひどいよ…… 237 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID hizamakur 須賀京太郎の勇姿! とくとその目に収めるんやな!! 238 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID haSSyaku0 ちょー期待だよー! 239 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID uTaChamBer さて、ちょっとディレクターにお話するかねぃ 【アクセル1】 煌「ふむ……」カタカタ 京太郎「あれ、煌さん何やってるんですか?」 煌「いえ、ちょっと調べごとを」 京太郎「へぇ……」 煌「京太郎君」 京太郎「はい?」 煌「これからが大事ですからねっ!」ビシッ 京太郎「はいっ! 勿論です!」ニカッ カンッ! 724 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/06(月) 23 58 48.05 ID kwlWQ36Yo [9/9] 【ソルサキ 収録現場】 オツカレサマデース キョウモガンバリマショー ウッウー! あまとう「ふぁぁ……」 ルル「夜ふかしでもしたのか?」 あまとう「ばーか、昨日も遅くまで収録だよ」 ルル「流石に人気者だな」 あまとう「抜かせよ。お前ほどじゃねぇ」 ルル「ははっ、オレはただの役者だからな」 あまとう「……妹さん、もういいのか?」 ルル「いや、だが大丈夫。オレは演技の道で頂点を取って……いずれは」ググッ ガチャッ 咏「おっはよーさん」フリフリ あまとう「ゲッ、やな奴が来やがった」 咏「傷つくねー、童貞の癖に強がっちゃってさー」 ルルあま「「童貞は関係ないだろ!!」クワッ 咏「あ、ごめん」ビクッ ライトニングさん「なんだ騒々しい」ツカツカ いちご「喧嘩?」 ルル「いえ、ちょっとふざけてただけですよ」ニッコリ ライトニングさん「そうか……」 一同「……」 ライトニングさん「……」 一同「(どうしてこの人が来ると空気悪くなるんだろう)」ズーン ライトニングさん「(アパートの炬燵切ったかな……?)」ウーン 726 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/07(火) 00 15 21.44 ID nYJgAx2bo [1/9] あまとう「それにしても、最近アイツを見ないな」 ルル「アイツ? ああ、須賀君のことか」 咏「この前あったばかりだけどねぃ」 いちご「……」コクコク あまとう「話によれば年末の特番を全部蹴ったそうじゃねぇか」 ルル「らしいな」 あまとう「気に入らねぇ、調子に乗ってるのか?」 ライトニングさん「(今日の夜は何にしよう……松屋でいいかな)」 咏「さて、どうだか」ニヤリ あまとう「知ってんのか?」 咏「会ってみれば分かるよ」ククク タタタタッ あまとう「!?」 京太郎(容姿S)「すいませーん! 遅れましたー!」キラキラキラ ルル「これは!?」 ライトニングさん「(いやすき家にしよう、そうしよう)」コクッ 京太郎「ふぅ、お久しぶりです!」ニコッ / / | ハ | | i 、 ヽ \ \_. i / | | | | | |、 i ゙、 、 \_ _> | i | i | | | | ハ ハ _i!_ i \ ヽ` ̄ ̄ | | |+--|、_|! | | i! ,/.ィ'|"i´ ハ | i ヾ 、 ヽ | | |.|ヽ |、_|王!ー |./i .;"´/=、!/ | ! | \ 、i 人. !. r| i.|、!,,ィ'" ._iミi! |/ /彳 r !ヽ,| ,イ | 、_ \ `Y´. | |^!. N 《 _、o;;;;i_ 丶、/ / ┴゜‐'"´ !イ | λ i` ー--ヽ ! | i、i、 ゙、 ` ̄ ̄ メ( /^|イ `、| ノi \ヾi .、、 i! i ノリ ` | ヽ__i |イ|/ ヽ i、 i ____...., |/ ヽ!、 i\ `ー-- ―'´ /、! i !i 、 \  ̄´ /!/ 人 |ハ,i、! 、 \ / ./.| `Y´ ト、! ゙、 `ー---'′ /|V いちご「っ!」キュンッ あまとう「ぐっ!?」キュンッ 京太郎「あれ、どうかしました?」キョトン 734 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/07(火) 00 29 11.51 ID nYJgAx2bo [2/9] あまとう「(こいつ、いつの間にこんなに……!?)」ドキドキ 京太郎「どうかしました羅刹さん?」ニコッ ` 丶、、 ヾヽ _ 〕 〉 ,.. -  ̄ .;.\ レ , イ´ . . . . . . . . . . . . . . . . . \ ./ / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .\ / . / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .\ / ./ . ./ . . . . . . . . . . . . . . . i. . . . . . . . i . ゝ / . i . . .i . . . . . . . . . . . . . . / . . .| . . . . . . . .ヘL //| . . i . . . ./ノ // . . . .イ . /| . | . . . . | . . \ | ´ ノ . . | . ./メ / . . . //ノ |/| . . . . | .i` . . .\ ノ .,| . .|/、__ v . /メー-/-| . . . . | .| . . .\-`- -´,,ノ| . . !|  ̄// ヾ、__ i . . . ./ .、ゞ . . .ヘ プイッ -=- !ゞ . |// 、  ̄ / . . .人 | ` | < / 人 _ //// /ソ| ./ノ .`!-、ヽ ///// ヽ `丶 ノ/^///ヘ //////// ヘ_ ,. ‐' ト///// ∧ _,/ミ/////////`´ヾ ,-´/////////|_ //////ミ三三三三o | | o三三三彡////ヘ |/////////////\ ∥ | | ∥//////////////i |////////|/////人∥ | | ∥////////|/////ハ i/////ヽ//|///////∥ | | ∥////////|///// | /////////|///////∥ |===| .∥////////|////// | |/////////||///////∂ | | ∂///////ノ////// | |/////////、//////// | | ////////////////ヘ ,i///// r--ヽ、/////// |彡 | /////////////////| ノ/////ι二 `,/////////| |/////////// //////| }//////_ ,二=ヾ/////, ィ-i_ ノ//////////////////| ゝ////ゝ´--..、ヘ丶彡´/////从ヘ ̄丶、///////////| r´//////////〉ャ'´/////////////ハ \ //彡 ////| あまとう「冬馬だっての、何度言わせる気だ……//」モジッ 京太郎「??」 ルル「驚いたな、まるで別人みたいだよ」 京太郎「そうですか? ありがとうございます!」 咏「だけどドラマとしてはどうなのかねぃ」ペチペチ ルル「確かに急成長しすぎで、前話との差が出てしまうかもしれない」 コツコツ 監督「待って、どうぞ」スッ 京太郎「監督!?」 監督「須賀君、やりますねぇ! 成長してくれて嬉しいよ」ニッコリ 京太郎「ありがとうございます」 あまとう「それよりも、コイツをどうするんだ?」 監督「やっぱり僕は王道を行く……成長系とか」 京太郎「?」 咏「つまり、覚醒イベントでも起こすってことじゃね? 知らんけど」 監督「察しが良すぎんよ~」 京太郎「つまり、どういうことだってばよ?」 ライトニングさん「(あ、TSUTAYAでビデオ返さないと……)」 ルル「つまり、ドラマで成長するシーンを入れるんだよ」 咏「そこで役者もかっこよくなれば効果倍増じゃね? しらんけど」 京太郎「な、なるほど!」 736 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/07(火) 00 39 19.99 ID nYJgAx2bo [3/9] 監督「成長どう? 伸びた?」 京太郎「分かりました! 頑張ります!」 監督「いいねぇ、やる気溜まってんなぁ!」 ライトニングさん「(TSUTAYAに寄るなら吉野家にしないと……)」 あまとう「おい、須賀!」 京太郎「は、はい!?」 あまとう「成長したのは、お前だけじゃねぇ……!」 京太郎「!!」 あまとう「俺は仕事の合間にトランペットを練習して、今じゃ相当の腕だぜ?」 京太郎「凄いですね!」 ルル「さっき聞かせて貰ったが、確かに一流の腕だったな」 / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ . . . . . . . . -ー>ー i . . . ./ . . . . . . . . . . . . . . ..i . . . . i . . . . . . .i . . . . . . . . . .ヾ .| i . . . .i . . . . . / . ./| . . . . . ,'ヾ . . ..| . . . . . . . . . . . . .ヽ . . . 入 ,ハ . .| . . . . .i . . ,' | . . . . ,' i . . .|i . . . . . . . . .\ . . ヽ . ._ . .\_ _/_ | . . .,'| . . . ./| ./ | . . . ソ i . . | | . . . . . . . . . . .`丶ヘ . . T-=ー ,i .i . . .i . ∨ | ,' | . . ./ i . !_.|A . . . . ソ . .∧ . .| .` . . ヽ _..- | .| . . .i . ./≧=,,,_.| . ./ _>=_V≦ | . . . ノ . . i . ヽ .| . . . . . .\ ! ト . . .| . | イ弋ッ`! / ´ ゞ_'ィ>| . . . . . .人 . . . .| . . . 、_ . . \ 'llゝ . .| .|ヽ ノ | ソ . . / 丶 . .ハ .,_ .へ_  ̄ ヽヘ . | .|;;;! 'i . . / /;;\ ヾ、` -=- ヽ .| |;;;;} ヽ ,iソ イ- ;;;;;;;;;;;;`;;ヽ 乂| |;;-ゝ _ , / |;;;;;;;;;;;;;iゞ、;;;;\_ -=-"´リ / ,へ  ̄ , ' i;;;;;;;;;;i゙ ;;ヘ ` ー´ /;;;ヘ < i;;;;;;;;;;ゝ\ヘ - ´ /;;;冫- ´ /ソ!/\ヾ、 ` _ , イ/ | 丶 ヘ=- 、 _ - =≡三 / / i ヽ三≡=- _ /三三三三三三三=/ /。 。| i三三三三三三≡== /三三三三三三三=/ ヘ ゚ 。 。゚ ,イ i三三三三三三三三ゝ /三三三三三三三=/ |\ ゚ o ゚ ノ| |三三三三三三三三=| あまとう「格の違いって奴を、思い知らせてやるよ」 京太郎「……」 あまとう「へっ、ビビって声も出ないか?」 京太郎「冬馬さん」 あまとう「だから冬馬だって言って……」 ルル「あってるよ」 あまとう「72ィ!?」ビクッ 京太郎「俺だって、これまで遊んでいたわけじゃありませんから」キッ あまとう「っ!?」ドキッ 京太郎「今日の演奏……楽しみにしておいてください」スタスタ 咏「……言うじゃん」 いちご「凄く楽しみ……」 あまとう「……」ギュッ 監督「それじゃあ収録イキますよ~イクイク!」 738 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/07(火) 00 51 26.23 ID nYJgAx2bo [4/9] 【撮影スタジオ】 京太郎「……」 監督「それじゃあシーン72の指揮シーン!」 あまとう「……」 京太郎「……」スッ ルル「(さて、どうなるか……)」 他モブ「……」 監督「よぉーい、ンァー!!」 京太郎「……」スッ ~~~♪ あまとう「(俺の力を見せてやる!!)」プアァァ!! ルル「(おっと、流石に上手いが……)」チラッ モブ女「(凄い、なんて迫力!?)」ビクッ ホルン子「(ダメ、こんな音出されちゃ……)」ガクガク モブ男「(本当に暴君のようだ……)」 あまとう「(これが俺の力だ!!)」ニヤリ 京太郎「……」スッ / ⌒\/\ \ 二ニ=‐. / . ⌒\厂\ \ > / / l | | { {\ \ \ \ / l l l | |{ || \ \ \ \⌒ ※京ちゃん { !l l l l l{ |l \ {\ \ \ }/八l l l l l\ || /}\{ \{ \ \ \厂\. |∧/\ニ=-\{_,斗┬ー┬ミ\{ \{. \\ \ マヘ代丁[i八{ 〃 弋゚ン_, | \{\ \厂⌒ ∨∧`ニ┤  ̄ | }ノ 人 { /⌒>―…=‐-~r~ 三ニ=‐-. ∨ ハ | | |{イ人 \{/ / / / / \ ∨ ヽ└ │i| il人 ∨ / { { / -‐…‐- ,_ }ハ {\ ーt‐ュ ,,'´}ハ{レ'ヽ \/ { { ,,'´ ヽ j ` 、_,r≦ \/\ \/{ \ ,,'´ / ア\ く \, \/ 八 \ \ / / ___ /\ \{\\/ \ / / >…‥‐-  ̄三ニ=‐-三三___、_ >'′ _, '’ |乂二ニ=‐-〈二 ,,___, 三ニ=‐- ー< ,, |. . . .  ̄ニ=‐-ァ `丶、 ノ _ , -‐=ニ|{ |. . . . . . . . .{⌒`丶、 __ _ ⌒\ ノ_,厂. . . . . . . . .j{ |. . . . . . ._._]_ _ _ _ _,,>'′ `丶、 ___ ,,,'´. . . . . . . . . . . . . . .j{ |. . . . . ( 厂. . . ∨∧. . . . . . . . . . . . . . . .j{ |. . . . . . .`Τニ=‐=ニ三ニ=‐-. ;__/. . . . . . ∨∧. . . . . . . . . . . . . . . j{ |. . . . . . . . } . . . . . . '/,. . . . . . ]i. . . . . . . . . ノ∨∧. . . . . . . . . . . . . . ..j{ | . . . . . . . {. . . . . '/,. . . . . . ]i/. . . . . . . . . ∨∧. . . . . . . . . . . . . . .j{ 共演者「!?!?」ザワッ あまとう「(なんだ、もっと抑えろってのか?)」プァー ルル「(音のバランスがよくなった……しかし、これは!?)」チラッ 京太郎「……」サッサッ モブ男「(ここはこう吹くのか?)」プァー ルル「!!」 739 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/07(火) 00 58 05.08 ID nYJgAx2bo [5/9] 京太郎「……」サッサッ いちご「!!」ピュルィー ルル「(以前までとは明らかに違う、曲の雰囲気、流れ、全てを操る指揮へとなっている!)」ゴクッ 京太郎「(今まではただテンポを刻むだけの人形だった。でも、今は違う!)」 明華さんとの練習で手に入れた力がある 京太郎「(だから――!!)」サッ 一同「!?!」 // __// `''-..、`'ー ,,, /ゝ'、/‐)...\ .\..゙'ー..、 ゙゙'ー、、 __―_____ ̄ ̄ / ノ ヽ' ノ. \ \......`'ー、、 .`'ー ,,,  ̄___ ̄―===━..... /´ ヽ. .\ ク `''-、、歌`''ー、、 ___―===―_ / ヽ,ト \ ラ `''-..、う `''ー、、  ̄ ̄―‐―― ___ ̄../ \ラ .\ 激 `''-..、よ `''- ,,, ___.゙―――― == / \ン. \. し `''-、、う `''-..,、. / ヽ / ヽ/ \ペ. \ く `''-..、に .`''ー..,、 | u. | _/ / ヽ.ッ \. `''-..、 .`''-、,、 |\ / | /ヽ三 / ヽ, ト \ `''-、、 `'''-..,、 |(●) (●) .! __/ / 三 ノ ヽ.弱 .\ ゙''-、、 `'''-..,、 | (__人__) ノ、/ / / ヽ. く \ `''‐、、 `''ー、、 `⌒´/ / ( / / \ \/ 〉 |/ / / ヽ \ \∧ / |.. \ヽ l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l // ヽ .\ / `ー\ ! \ / \ .\.! ヽ `ヽ、 | 二 伝わってくれ……! 二. \ .\.| ∨ ゝ `ー-、`ー-.、. // \ \ .\ノ | lヽl )) \..// l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l ヽ\ ヽ \ ! l ``r、 l | ヽ ヽ ` | | _ハ`ヽ| |∧ \ /´l/`ヽ .丿/ / / ∨ \! \ \. /\ / { l ∨ V / \ノ/ヽ ― l ヾ、 | ,イ / \ 共演者達「……」 ~~~~~~~~~ 監督「カァーット!」 オツカレサマデース 京太郎「……ふぅ」 監督「すごいじゃないか須賀君!」 京太郎「え?」 ルル「驚いたよ、いつの間に指揮を覚えたんだ?」 京太郎「いや、それは……」 あまとう「……」ツカツカ 京太郎「あっ」 あまとう「須賀、今日は俺の負けだ」 京太郎え?」 あまとう「だがな、次は俺が勝つ。それだけは覚えとけ」スタスタ 京太郎「あ、ちょっと!!」 742 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/07(火) 01 13 45.56 ID nYJgAx2bo [6/9] 741 (神海信者として)当たりまえだよなぁ 京太郎「なんだったんだ……?」 監督「彼なりに思うことがあるんだろう」 京太郎「そういうもんですか?」 ルル「認めてるんだよ、だからこそ悔しいんだ」 京太郎「……」 監督「さて、今日の収録はもう終わりだ。家に帰ってゆっくり休むといい」 京太郎「はい!」 監督「最終回も近いからね、このまま一気に駆け抜けよう」 京太郎「最終回……」 思えば、これが俺にとって初めての大きな仕事だったな 色々と失敗した部分も多かったけど……思い入れも大きい ルル「次はライダーなんだって? これをバネにして頑張ってくれよ」 京太郎「勿論です」 まだまだこれからだ 俺の目標は、夢は――トップアイドルになることなんだから 京太郎「よーし、頑張るぞ!!」 監督「(本当にいいモノが撮影できた)」ホクホク ~~~ そしてそれから一週間後、この収録分が放送されることとなる この放送を見た、全ての視聴者が感じたことはただ一つ 須賀京太郎 この男は只者ではない いずれ、きっと―― ~~~~~ 【アクセル1】 京太郎「ただいま戻りましたー!」 竜華「おかえり」サッサッ 京太郎「あれ、竜華さん?」 竜華「ん?」 京太郎「そんなにおめかししてどこに行くんですか?」 竜華「そ、それは……//」モジッ 京太郎「?」 竜華「と、とにかく京太郎君には関係あらへん!」タタッ ガチャッ 竜華「それじゃあ、また今度!」 バタンッ 京太郎「……」ポツーン 743 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/07(火) 01 20 52.55 ID nYJgAx2bo [7/9] 京太郎「どうしたんだろう竜華さん……」テクテク 久「あら、京太郎君」 京太郎「あ、久さん」 久「どうかしたの?」 京太郎「いや、竜華さんがさっき……」 久「ああ、アレね」 京太郎「知ってるんですか?」 久「実は――」スタスタ ブライント「」シャッ 京太郎「ん?」チラッ 事務所前 アカバネP「~~~」ニコニコ 竜華「っ!? ~~//」ブンブンッ アカバネP「~~~」スッ 車「」ガチャッ アカバネP「~~~?」ニッコリ 竜華「……//」コクッ バタンッ 車「」ブロロロロロッ 【事務所】 久「ほら、あの765のPさんと出かけるって……」 京太郎「」ガタガタガタガタガタ 久「それで京太郎君に伝言を――」 京太郎「っ!!」ダダダダッ! 久「え!? ちょっと!?」 京太郎「うぉぉぉぉぉ!!」ダダダッ ガチャッ バタンッ! 久「……あっ(察し)」
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――清澄部室 京太郎は語る――その日ほど、清澄高校麻雀部に入部したことを後悔した日はなかった、と。 京太郎「ちわーっす」 咲「あ、京ちゃん、遅かったね」 京太郎「おー、ちょっと掃除が長引いてさ」 和「お疲れさまです、須賀君」 優希「ご苦労だじぇ!」 まこ「茶でも飲むかの?」 いつも通りの面々との会話。 ここまでは平常……何ら変わりなし。 京太郎「……と、ところで部長は?」 微かな気まずさを滲ませながら聞く。 咲「部長はまだ来てないよ?」 和「たぶん、生徒会のお仕事があるんだと思います」 京太郎「そ、そっかー、ハハッ……」 例の一件――秘蔵のえちぃ本を発見され、からかわれたのが土曜日。日曜を挟んで、今日が久と初めて顔を会わせる日となる。 京太郎(いや、確かに美味し……ヤバいシチュエーションにはなったけど、何もなかった。何もなかったらなかったんだから、こんなに緊張する必要なんてねえし!) 何を勘違いしたのか、きつく目を瞑ったまま待機してしまった久に対して出した言葉。 ――ぶ、部長、こーいうのは場の雰囲気に流されて、ってのはダメですよねやっぱ!? 妙にしおらしくなった久を見送り、その後丸二日、モンモンと過ごす羽目になったのは、京太郎の若さゆえか。 京太郎(帰る時の部長……めちゃくちゃ可愛かったです、はい) 真っ赤な顔を俯かせ、小さく―― 久『――――じゃ……また部活で。バイバイ……きょ、京太郎君』 そう言い残して去った久の後ろ姿を思い出し、ニヤけそうな口元を押さえる。 咲「さっきからどうしたの京ちゃん?顔赤くしたり、ニヤニヤしたり、キョロキョロしたり……」 じー、と疑わしげに、また同時に心配そうに咲が顔を覗き込んでくる。 京太郎「な、なんでもないって、いや、マジで!」 咲「うーん……ホントかなあ?」 まさか咲に、久といい雰囲気になったなど言えるはずもなく、必死に何もないことをアピールしておく。 優希「咲ちゃん、京太郎が変なのはいつものことだじぇー!」 和「優希ったら……ゴメンなさい、須賀君。優希、口下手だから」 優希「ちょっ、のどちゃん!?その生温かい目はなんだじょ!?」 和「フフッ、なんなんでしょうね?」 優希「じぇー!?」 まこ「にしても、いつもにまして遅いのう、部長の奴」 京太郎が加わって一気に賑やかになる中、まこが心配するように呟いたタイミングで、久が部室の扉を開けて現れた。 久「ご、ごめん、ちょーっと遅くなっちゃった……」 京咲和優ま「あ、部ちょ………………え?」 声をかけようとして、一同絶句。 一瞬、何に違和感を覚えたのか理解できず、思考が止まったのだ。 妙に久の声に元気がなかったのもそうだが、何より一同を口ごもらせたのは彼女の髪型。 久「……ぇ、えっと、ど、どうしたのーみんなー?」 目をそらして何でもない風を装う久の顔色は赤く、明らかに自分が場を混乱させている原因だと理解している。 それもそうだろう、彼女の今の髪型は、普段であれば対局で集中する時にしか見せない――――おさげになっていたのだから。 まこ「……とーしたんじゃ、そがー急に髪型変えて?」 久「ふえっ!?ちょ、ちょっとした気分転換よ、気分転換!」 困惑する一同を代表して質問したまこに、あからさまに狼狽した答えを返す久。 まこ(あやしいのう……) 和(怪しいですね……) 優希(ペロッ……この味、事件に違いないじぇ!) 咲「部長どうしたのかな、急におさげにして。ね、京ちゃん……」 京太郎「ハハッ、ソーダナナンデダローネ」 咲「きょ、京ちゃん?どうしたの、なんか顔色悪いよ!?」 京太郎「ナンデモナイノヨー」 咲に肩を揺すぶられながら、何でもないと主張するが、青ざめた顔色と不自然に震える体が全てを台無しにしていた。 久「さ、さあー、少し遅くなっちゃったけど部活、始めましょうか!」 咲「え?で、でも部長、京ちゃんが……」 まこ「調子悪いんなら、帰って休んだ方がええぞ?」 和「無理は禁物ですよ」 優希「風邪うつされたらたまらないから、犬はさっさとハウスだじぇ!」 京太郎「え?あー、あぁ、うん……」 何だかんだで心配はされているのだろう、素直ではないが優希にまで帰宅を促され、無意識に頷く。 京太郎「部長、ちょっと……気分がすぐれないし、今日は帰って――――」 久「ぇ……」 絶望。 そんな表情を久に浮かべられた。 反射的に前言を撤回。 京太郎「ィ、イヤー!?俺ってば全然元気だし、やっぱり練習していきてえなー、なんて!」 咲「京ちゃん……?」 京太郎「聞くなっ……今は何も聞かないでくれ……!俺のことを思うのならっ……!」 ざわ……ざわ……と人のどよめき声を発声させながらの懇願。 逃避……その場限りの責任逃れ……! 触れれば火傷する……分かっているからこそ、あえて見ぬフリ……!! 久「…………」(チラッ……チラッ……! 髪型を変えたことへの反応を求めるように時折、こちらを窺ってくる久を意識せぬよう、殊更対局に集中して―――― まこ「さて、オーラスじゃのう」 優希「うー、やっぱり南場は調子でないじぇー」 咲「頑張れ京ちゃん、逆転の手は残ってるよ!えと、リンシャンカイホウとか、四カンツとか?」 まこ「カンする以外の方法はないんかい」 和「……須賀君、なかなかやりますね」 まこ:33900 和:29500 京太郎:23500 優希:13100 京太郎「なん……だと……?」 ――時間が跳ばされました。時空操作系の能力と思われます、以上。 まこ「いやあ、久しぶりにガッツリ練習できたの!」 優希「ううぅー、最後親ッパネが決まってたら勝てたのにー!」 咲「え、と、惜しかったね京ちゃん。もうちょっとで二位だったのに」 和「そう簡単には負けてあげませんけど」 咲「やっぱりカンしなかったからだよー。三元牌二つも暗刻してたんだから!」 京太郎「咲……俺、お前と違ってカンすりゃツモ和了れるみてーな能力ないからな?」 咲「む、それってどーいう意味?」 和「分かってないみたいですね」 まこ「分かっとらんのー、百パーセント」 優希「咲ちゃん、ある意味鬼畜だじぇ」 咲「え?ええ?」(オロオロ 京太郎(凡人の苦労を分かれ、って言ったとこで無理だろうなー) 窓の外、暮れた夕空に寂しそうな笑みで浮かぶ末原恭子に、共にめげずに頑張ろうとエールを送る。 咲「きょ、京ちゃん、私なんか変なこと言ったのかな?も、もしかして、嫌な思いさせちゃってたのっ……?」(オロオド 京太郎「そんなに怯えるなって、ちょっとした感性の違いって奴だから」(ナデクリナデクリ 咲「ぁ、うん………………エヘヘヘ」(フニャリ まこ「溶けよった」 和「とろけてますね」 優希「タコスソースもビックリだじぇ」 ドラゴンなんかを手懐けた人って、こんな気分だったのかな、と思わなくもない。 京太郎「……じゃ、じゃあ区切りもいいし、みんなそろそろ帰りましょうか!」 咲「うんー」(フニャン まこ「ほうじゃの」 和「はい」 優希「おー!」 話を進める。 話柄を転じる。 話題をそらす。 京太郎(……ここまでは計画通り) 残る一人――久に声を掛ける。 京太郎「え、えっと、部長も一緒に帰ります……か?」 久「……………………」(じっ…… 京太郎「……ゴクリ」 焦燥に苛まれながら、久の答えを待つ。 気分は伸るか反るかの大博打。 はたして、久が固く結んでいた口を開く。 久「……え、ええ、いいわよっ!」 顔を赤くしながらの同意。 まこ「ほんまに今日の久はおかしいのう」 和「らしくなさすぎてオカルトですね」 優希「きっとタコス力が切れたんだじぇ」 咲「ゆ、優希ちゃんじゃないんだから……」 そうしてみんなが好き勝手に話す中、久の京太郎に対する爆弾が落とされた。 久「そ、そそ、それじゃあ途中まで一緒に帰りましょうか、京太郎君!」 京太郎「……ア」 咲和優ま「……………………京太郎君?」 なるほど、時が凍らせるというのはこういうことか。 今度、千里山の怜に会ったら自分も時を操れたと言おう。 そう思った。 まこ「なんか変じゃ変じゃ思っとったが……部長がおかしかった原因はお前か、京太郎?」 ガッシと肩を掴んでまこ。 和「そういえば、対局中にチラチラと須賀君の様子を窺ってましたね、部長」 顎に指を当てて、少し前の光景を思い出しながら和。 優希「髪の毛弄りながら犬を見てた部長、なーんか色っぽかったじぇ?」 笑顔に剣呑な影を這わせて優希。 そして―― 咲「きょ、京ちゃん……え、えっと、その……も、もしかして今日、様子が変だったの、部長と……何かあった、からなの?」 カタカタ壊れかけのブリキ人形のように震えながら咲。 和「ほら、宮永さん、こっちで少し休みましょうね」 優希「咲ちゃんにこっから先の話は酷そうだじぇ……」 一番重症な咲を和と優希で手を引いて、仮眠用のベッドへ連れていく。 まこ「ほんで……お前さんらに何があったんじゃ?」 正直、あまり聞きたくないと、頭痛を堪えながらまこが尋ねるのに、京太郎はどう答えればいいのやらと途方に暮れ、そして久はというと。 久「ちょ、ちょっと……人に聞かれるのは……は、恥ずかしいかも」 京太郎(ちょっと部ォォォォォ長ッ!?なに頬押さえて顔赤らめてんですかぁぁぁぁぁっ!?) 羞恥に頬を染めた艶やかな表情に、聞く者の背筋を震わせるような色っぽい囁きを漏らしていた。 内心、コレを自分の部屋にいる時にやられていたら危なかったとそら恐ろしく感じながら、誤解を解かなくてはとまこに弁解しようとして気付く。 まこ「……………………」 京太郎「そ、そんな……気を、失ってる?」 いつの間にか、京太郎の服の袖を軽く摘まむようにして持つ久の、目に見えざる脅威によってか、まこはただ呆然と立ち尽くしていた。 久「な、なによ……そんな反応することないじゃない……?」 京太郎「ぶ、部長……」 いつもよりも幼く感じるおさげ姿に、色っぽさと儚さを兼ね備えたか弱い態度。オプションにすがるような袖ちょん掴みときた。 変ではないが、反則ではある。 やけに熱くなった鼻を押さえつつ、呼吸を整える。 久「あの、さ……やっぱり今の私、変……かしら?」 自分でも、いささか調子が狂っていることを分かっているのだろう、少しばかり申し訳なさそうに久が目を伏せる。 久「ごめん……あの時、京太郎く――須賀君が調子に乗った私への仕返しでああいうこと言ったりしたっていうのは、分かってるつもりなんだけど……」 徐々に赤みを増していく顔。 耳まで赤くなったところで、これ以上の醜態を見られたくないと思ったのか、京太郎の肩に額を押しつけるようにして顔を隠して話す。 久「…………須賀君は、私に名前で呼ばれるの、やっぱり嫌かな?」 わざわざ、これまでの呼び方に戻してからの問い掛け。 京太郎(――――ああ) 望ましくない答えに怯えたか細い声に、天井を仰ぎ見てある種の諦念を抱く。 ――――これはもう、俺……ダメかもしんねえ。
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透華「…………」(カチャカチャ 純「そんでさー、そいつ何て言ったと思う?」 京太郎「えー、わっかんないですね」 純「なんと、台所で負けたことはない……だってさ。お前は無敵のコックかよと」 京太郎「アッハッハッ!その人、マジでそんなこと言ったんですか!」 純「おう、マジマジ!」 京太郎「ブハッ、アッハッハッハッ……!じゅ、純さんその場にいて、よく笑わなかったですね……!」(痙攣 純「いやぁ、もうちょっとで吹き出すってとこまでいってたね。全力でその場を離れて…………んで、当然爆笑さ」(膝バンバン 京太郎「ですよねー」 透華「……ポン」(タンッ 純「あー、なんか小腹すいたな」 京太郎「さっきホットドッグ食べてませんでした?」 純「食ったけどさ。そうだ、部活終わったらラーメン食いにいかねえ?最近お気に入りの店があるんだよ」(和気 京太郎「あ、いいですね、行きます行きます!」(藹々 透華「…………リーチですわ」 智紀「透華、それ無理」 透華「ぇ――――――――アッ!?」(顔面蒼白 一「あちゃあ、透華にしては珍しいミスだね」 衣「注意散漫!情けないぞ、トーカ!」 透華「わ、悪かったですわ、少し集中を欠いて――」 純「あー、やっぱダメだ、無理ガマンできねー。悪いんだけどさ、なんか適当に買ってきてくんねえ?」 京太郎「仕方ないですねー、じゃあちょっと行ってきます」(執事服の上を羽織り 京太郎「みなさんは何か欲しいものありますか?」 衣「衣はアイスが欲しいぞ!」 一「いつも悪いね。僕は……軽くつまめるお菓子で」 智紀「……麩菓子?」 京太郎「えーっと、純さんはお腹にたまるもの、衣さんはアイス、一さんと智紀さんは駄菓子系……と。龍門渕さんはどうします?」 透華「……別に欲しくありませんわ」(プイッ! 京太郎「あ、そうですか。じゃあ、俺ちょっと出てきます」 純「んー?どしたよ透華、なんか機嫌悪くね?」(ダルーン 透華「べーつーにー、そんなことありませんわ!」 純「ふ~ん?」(首傾げ 一「純くん、須賀くんと気が合うみたいだねー」 智紀「遠慮がない、お互いに」 衣「男女の垣根を越えた友情という奴だな!」 透華「……………………ぐぬぬ」 京太郎「――――ただいま戻りましたー」 純「おー、ご苦労」 京太郎「いやぁ、この時期でも晴れてると予想以上に暑いですねー」 純「そりゃ、そんな暑苦しい服で歩き回りゃあなー」 純「ほれ、これでも飲んどけ。まだ冷たいぜ」(ペットボトルぽーい 透華「ハ?」 京太郎「あ、どーもです」 透華「ちょっと純、アレってあなたの飲みかけ――!」(アタフタ! 京太郎「プハァ、生き返る~…………あれ、どうしたんですか龍門渕さん?」 透華「…………」 一「うわぁ……どっちもまるで躊躇いなくやっちゃったね」 智紀「間接キッス」(ポッ 透華「……卓に着きなさい、京太郎。そのデリカシーのなさ、直々に矯正して差し上げますわ――!」 京太郎「きゅ、急にどうして!?」 純「さあー?なんか知らねー間にやらかしたんじゃねーの、京太郎」 透華「あなたもですわよ、純!!」 純「えっ、俺も!?」 透華「二人して…………モ~ッ!モォ~~~~ッ!!」(地団駄 一「うわ、上手い文句が見つからなくて癇癪起こしちゃったよ」 智紀「トーカ涙目」 衣「子供だな!」 ハギヨシ「衣様、どうかその台詞だけは、その台詞だけは透華お嬢様の前では……」 〈ケース1・純〉友情って素晴らしい!END
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十半荘目…… 和「ロン。2000」 京太郎「はい」 和「ツモ。2000オール」 京太郎「はい」 玄「は、はい」 宥「はい……」 和「ポン…………ツモ――――チー……ロン――――ロン――――ツモ!」 宥「の、和ちゃんの勢いが止まらないよぅ……」 玄「こ、この高速和了……憧ちゃんみたい……ううん、それ以上かも」 和(大きな打点での和了りを得意とする須賀君や玄さん、宥さんを同時に相手取って勝つには―――!) 京太郎「走ってるなー。でも、そんな風に細かく刻んだところで……役満一回和了られたらひっくり返るぜ?」 和「……この最後の対局、オーラスまで誰にも和了らせるつもりはありません」(ドン! 京太郎「フフ……それこそ、そんなオカルトあり得ません、だ」 和「…………いきますよ、須賀君」 京太郎「――――」(ざわ… 和(オーラス……ありえないことですが、須賀君はまた役満聴牌の気配。これで三度目……三度目の正直、ということですか) 京太郎「…………」 和(確かに役満が出れば私をまくれます。ですが、国士、大三元、緑一色、清老頭、そして九蓮に必要な牌は全て河に出ていて……) 玄「……カン!」 宥「わわ、ド、ドラ4がドラ8になっちゃった……」 玄「フフフ、王牌の声を聞いたからこそのカンだよっ!」 和(非常にオカルトなことを言っていますが、それはさておき、これで四槓子もなし。となると、残るは……四暗刻) 京太郎「リーチ」 打:北 和(ここで一枚切れの北……。恐らく単騎待ちを張り替えてのリーチ……!) 和「……!」 ツモ:7萬 和(これは……暗刻になっていた七萬の四枚目を引くなんて、偶然にしてはよく出来ていますね。とりあえず四巡、これで凌いで……) 打:7萬 京太郎「……うん、そいつだ」 和「――――え……?」 京太郎「ロン」 6666888萬222筒777索7萬 リーチ一発断ヤオ三暗刻…… 和「六萬をカンせずに七萬の穴待ち……!?で、でも、これでは満貫8000止まり……!役満でないと私をまくれないのに、どうして……」 京太郎「……まだ、まだわからないさ。この――――裏ドラを捲るまでは」 和「な……まさか裏を八枚乗せる気ですか!?そんなオカルトあり得ません……!」 京太郎「オカルトかどうかは……!」 玄「う、裏ドラ表示牌が五萬……裏ドラが4枚……!」 宥「く、玄ちゃんがいるのに……どうして」 京太郎「当然じゃないですか……裏ドラは、リーチをかけた人にしか微笑まないんだから……!」 和「も、もしもう一枚の裏ドラ表示牌が五萬だったら……!」 京太郎「文句なしの数え役満……トータルポイントで逆転だ……!」 和「…………!!」 穏乃「そ、それでそれで、結果はどーなったの!?」 玄「裏は乗るには乗ったけど、表示牌が六索で裏ドラ七枚止まりの三倍満。惜しくも和ちゃんのトータルポイントには届かずだったよー」 憧「まず裏ドラ七枚乗せてる時点で訳わっかんないんだけど……」 灼「もう二つ名は自重しない火力でいいんじゃ……」 穏乃「そっかー、惜しかったなー京太郎」 憧「んで?負けたら何でも言うこと聞くって話になったんでしょ。和、なにを命令したの?」 玄「うふふ、えっとねー」 和「そ、それじゃあ……い、いきますよ……!」 京太郎「おー……」 和「須賀く……じゃなかった、きょ、きょ……きょー…………くん」 京太郎「え、なに、聞こえないです原村さん」 和「ぅく……きょ、きょぅ…………くんっ」 京太郎「……なあ和ー、無理すんなって」 和「い、いいえ、イヤです。須賀か……きょ、きょ…………ぅくんもいいって言ったじゃないですか!」 京太郎「名前呼びにするだけでどーしてそんなに苦難するんだよ……」 和「わ、私にも心の準備というのが必要なんです。長野に帰って、みんなの前で名前を呼ぶための覚悟といいますか……」 京太郎「……ま、気長に待たせてもらうよ、和」 和「と、当然です。須が……きょ、京太郎、君……」 京太郎「ノンノン、もっと!愛を込めて!」(パピ★ヨン 和「ふぁっ!?」 穏乃「まだまだ当分、時間かかりそうだねー」 憧「京太郎の奴、何気にわかってて楽しんでるっぽいわね……。鬼畜なのは麻雀だけじゃなくなったのか、あのバカ」 灼「もっと力業でズドンしちゃえばいいのに……」 玄「灼ちゃん、それは和ちゃんであって和ちゃんじゃない人の特技だと思うよ……」
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. 竜華「ご、ごめん、待った?」 京太郎「全然ですよ、今来たとこです」 竜華「そうなんか、良かったぁ。ほな行こか」 京太郎「おっとまずはその前に……」 竜華「?」 チュッ 京太郎「さ、行きましょうか」 竜華「///」 竜華「なあなあ、今日はどこ行くん?」 京太郎「えっと……まずは映画ですね」 竜華「ええやん、はよ行こ!」グイッ ギュッ 京太郎「うわっ、いきなり掴まないでくださいよ!」 竜華「こうせえへんと迷子になるやろ?」 京太郎「なりませんよ!子どもじゃないんだから」 京太郎「……あ」 竜華「?どうかしたん?」 京太郎「ちょっと……トイレに」 竜華「……」カァァ 竜華「ほなウチ、待ってるから」カァァ 京太郎(かわいい) 京太郎「未だに子どもが何人欲しいかーって聞いても顔真っ赤にするんだよな」 京太郎「清純なのか、むっつりなのか……」 京太郎「まあかわいいからいいけど」 「ギョギョギョギョギョ!」ササッ 京太郎「ん?」 「ギョギョ!」 「科学ノ進歩、発展ニ犠牲ハツキモノデース」 ビビビビビビビビビビッ! 「ギョギョギョギョ!」ササッ 京太郎(竜華)「あれ、今ウチ……」チラッ ポロン 京太郎(竜華)「……え」 竜華(京太郎)「ふぅ……」 竜華(京太郎)「ん?なんか全然出ないような……」チラッ ポヨン 竜華(京太郎)「……は?」 ドタドタドタ 京太郎「え!?」 竜華「なっ!?」 京太郎「ウチ!?」 竜華「俺!?」 京太郎「ウ、ウチがおる……」ワナワナ 竜華「えっと、目の前に俺がいて、竜華さんの関西弁を喋ってるってことは……」 竜華「俺と竜華さんが、入れ替わった?」 京太郎「い、いや、そんなんありえへんやろ」 竜華「でもこの状況はどう考えても……あ、トイレ行きたくなってきたんで行ってきます」 京太郎「やめてぇぇぇえぇぇえええ!」ガシッ 竜華「ぐえっ、力強っ!」 竜華「早くしないと漏れちゃいますよ!」 京太郎「そ、それは……嫌や」 竜華「じゃあ行ってきますね」 京太郎「いやぁあぁああああ!」 竜華「ぅぐっ!」 竜華「わかりました!わかりましたから!こうしましょう!」 【トイレ】 京太郎「は、早くしてーな」 竜華「わかってますよ」ヌギヌギ 京太郎「やっぱりウチが脱がす!」 竜華「えっ!?」 京太郎「京くんは目ぇ瞑っとって!」 竜華「は、はい」 竜華(なんだろうこの状況) 竜華(俺と竜華さんが入れ替わって、俺の身体の竜華さんが竜華さんを脱がそうとしてる、しかもトイレの中で……) 竜華(おかしいだろ) 京太郎「お、終わったで」 竜華「じゃあ出しますね」 竜華(ここは男と同じ感じでいいのかな?)シャァァァ 京太郎(何やろこれ……何か変な感じする……)モゾモゾ 竜華「よし、次は竜華さんですね」 京太郎「へっ?」 竜華「入れ替わったの出す前でしたからね、我慢してたんでしょう?」 京太郎「ぅ……せやけど」 竜華「自分が漏らすとこなんて見たくないんで、早くやっちゃってください」 京太郎「でもぉ……」ジワッ 竜華「」ゾクッ 竜華「失礼しますね」 竜華(つっても俺の身体なんだけど) 京太郎「京くん!?」 ポロン 京太郎「きゃあっ!」 竜華(なんで勃ってんだよ……) 竜華「竜華さん、なんか興奮してました?」 京太郎「興奮……?」 竜華「興奮するとここ大きくなるんですよ」 京太郎「そうなん?お父さんそんなことなっとらんかったけど……あっ、小っちゃい頃に一緒にお風呂入っとったときの話やで!」アセアセ 竜華「まあそれはこの際置いておきます」 京太郎「こ、これどうやって出せばええの?」 竜華「押し出す感じで、ちゃんと便器の中を狙ってくださいよ」 京太郎「う、うん……」ジョロロロ 竜華(映画見て今年用の水着とか買いに行くつもりだったんだけど、これじゃあ無理だな) 京太郎「さっ、はよ映画館行こっ!」 竜華「あーもう待ってくださいよ!」 怜「竜華、何しとるん?」 京太郎「と、怜!?」 セーラ「オレもおるで!」 竜華「セーラさんまで!」 怜「ああ、そういえば今日が初デートやったっけ」 竜華(これはめんどくさいことになる予感……!) 竜華「せ、せやで、ほな京くんはよ行こ!」グイッ 京太郎「またなー怜ーセーラー」フリフリ 竜華「はぁ……はぁ……なんでいるんだあの二人……」 京太郎「もっと話したかったなぁ」 竜華「バレたらどうするんですか!完全にオカシイ人になりますよ!」 京太郎「うっ、それは嫌やな……」 竜華「まあ多分もう誰にも会わないと思うんで、さっさと行きましょう」 咏「お、京太郎じゃーん」 照「竜華もいる」 京竜((言ったそばから!?)) 京太郎「はぁ……ぜぇ……」 竜華「はぁ……はぁ……」 竜華「なんでどこにでもいんだよあいつら……」 竜華「道にも映画館にも店にも、レストランにも……」 京太郎「なんか……疲れた」 竜華「じゃあ膝枕でもしましょうか」 京太郎「ふふっ、いつもとは逆なんやな」 竜華「はい、どうぞ」ポンポン 京太郎「おおきに」ポスン 竜華「気持ちいですよね、竜華さんの太もも」ナデナデ 京太郎「せやな、こんなん初めてや」 竜華「……俺たち、いつ元に戻るんでしょうね」 京太郎「……わからん」 竜華「……あ」 京太郎「どうしたん?」 竜華「竜華さん、俺にキズしてください」 京太郎「へっ?」 竜華「ほらあれですよ、おとぎ話の法則、王子様がキスすると魔法が解けるっていう」 京太郎「ほんまに……?」 竜華「ほら早くしてください王子様」 京太郎「ふふっ、自分のこと王子様って言うんやな」スクッ 竜華「竜華さんにとってはそうなんでしょう?」 京太郎「……せやで」 京太郎「ウチを、ウチが抱えとった重みをわかってくれて、救ってくれたんやから」 京太郎「京くんは、ウチの王子様や」 竜華「その言葉、竜華さんの口から聞きたかったです」 京太郎「何回も言うたるわ、いつでも、どこでも」 チュッ 竜華「ずっと、一緒やで」 京太郎「あ」 竜華「あ」 京太郎「戻り……ました、ね」 竜華「せ、せやな……」カァァ 竜華「……はずい、はずいわ……」 京太郎「そんなこと、ないですよ」 京太郎「ずっと、一緒です」ギュッ 竜華「……うん」カァァ 京太郎(かわいい) .
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ガチャッ 京太郎「買い出ししてきましたー」 優希「お、ご苦労様だじぇ!」 京太郎「こら、飛びつくな! ちゃんとタコスはあるから」 優希「いぇーい!」 まこ「いつもご苦労様じゃな」 京太郎「いえ。あ、染谷先輩に頼まれていた奴ですけど……」 まこ「ん? ああ、それは後ででええ」スタスタ 京太郎「? そうですか? じゃあ和、これ」 和「ありがとございます須賀君」 咲「私にはー?」グイグイ 京太郎「はいはい。これな」 久「須賀くぅーん」ニコニコ 京太郎「ありますってば」 久「わーい、大好きよ」 京太郎「もう、みんなして!」 キャッキャウフフ まこ「調子がええのぅ……」フフ 京太郎「(いつも思うけど、どうして――染谷先輩はいつも)」チラッ まこ「……」クスッ 京太郎「(最後尾、なんだろう)」 __ __ / \_/ \ / トヽV/; | \ ,. ―' !゙゙`´"'ツ }ヽ f',ィ / ノ /ノ ヽ }. レ 、 ,ィ'―- レ'-\ ノ | イィ / |fフヾi 、 , ィァ=、 } ヽ {. ノイ i ハ、|゙、 ノノート_ ! ノレ1、 } \ f'-‐{ K i |"-" ' "-"イノ レ| );ヽ ノ 从 、 \_ ー ‐ _ノ ノ人 ( ツ \へ、 rー-‐' |ノノ ノ'" ヾ ___ノi ノー-、_ r'" . . . . ト---/ . . . . . . .>=、_ / ト、 . . . . | / . . . .;.イ r==i .} / V| \ . レ' .___/ / レ' | i. / 〈/ ̄Τ`Tー-―"| / | \_ /f三ヽ、 __|二L__. ヽレ / ├==' 人'へ-√´ \ ヽ\ / | { ' '´ / ー-≠- 、 } 、 _,..ィ_´ V `ーr--イ | | くー- 、_ ノ | 〈 | ! ヽ 、_二 ̄ ノ | | ヽ } 〉 / ヽ | ソ 〈 |ー―------- -―'" 〉 フー--r―----r―‐r―く / / / | | i ヽ/ / / ノ |! i! \ 第十章【いつだって最後尾 不思議なディスタンス!】 京太郎「お茶を淹れましたよー」 優希「いっちばーん!」ダッ 咲「ありがとう、京ちゃん」 京太郎「いいっていいって」コトッ 久「やっぱり須賀君がいると助かるわー」 京太郎「あっ、染谷先輩もどうぞ」 まこ「ん? あぁ、先に和にせぇ」 和「すみません」スッ 京太郎「……?」 まこ「なんじゃ?」 京太郎「いえ、なんでもないです」 まこ「……」 京太郎「(染谷先輩はいつも、自分の番を最後にする)」 お茶を飲むのも、何かを貰う時も 全部一番最後 京太郎「(こういうの、なんていうんだっけ?)」 奥ゆかしいって言うのか、なんていうのか 京太郎「(なんだか気になる) これが、俺と染谷先輩の奇妙な関係の始まりだった 翌日 京太郎「ふんふ~ん」フキフキ ガチャッ まこ「お、ご苦労様じゃな」 京太郎「あ、染谷先輩。お疲れ様です」 まこ「……一人か?」 京太郎「はい。ちょっと早く来すぎちゃって」 まこ「そうか……っと、わしは少しトイレに行ってくるけぇ」 京太郎「え? あ、はい」 まこ「すまんのぅ」 バタン 京太郎「……」 うーん なんだろう、俺……避けられてるのかな 京太郎「いやいや、そんなことは無いって」 ガチャッ 咲「もー! 一人で先に行くなんて酷いよー」 京太郎「ああ、咲。おつかれさん」 咲「ううん。大丈夫、京ちゃんこそご苦労様」 京太郎「慣れてるからな。それより、染谷先輩のことなんだけどさ」 咲「染谷先輩?」 京太郎「俺、なんだか避けられるみたいでさ」 咲「えー!? それは無いと思うけど」 京太郎「そうか?」 咲「うん。絶対そんなこと無いよ!」ブンブン 京太郎「そっか、ならいいんだけど」 ならどうして、俺と二人きりになってくれないんだろう 男の人が苦手なのか? いやいや、染谷先輩に限ってそれは無いだろう 京太郎「うーん」 咲「?」 部活終わり 京太郎「お疲れ様でーす」 久「んっしょ。はぁー、終わったわねぇー」 咲「ねぇねぇ京ちゃん! 駅前のファミレスに行こうよ!」 京太郎「あそこか。まだオープンしてないんじゃなかったか?」 咲「あれ? そうだったっけ?」 優希「なら、私とタコスの屋台に行くじょ!」 和「いえ、それよりは私と……」 久「あら、モテモテね須賀君」 京太郎「あはは、そうですね」 まこ「……」 京太郎「そうだ! 染谷先輩も一緒にどうですか?」 まこ「ん? わしか? わしは……そうじゃな」チラッ 咲「?」 優希「どうかしたじぇ?」 まこ「あ、いや。家の手伝いがあるけぇ……すまんな」 和「そうですか。それは残念です」 京太郎「……(まただ)」 また、染谷先輩は一歩引いてしまう なんでだ? 俺といるのがそんなに嫌なんだろうか 久「そんなに忙しいの?」 まこ「かきいれ時じゃけぇの」 京太郎「……なら!」 まこ「?」 京太郎「俺、染谷先輩の店を手伝いますよ!」 久「!?」 優希「じぇ!?」 和「じょ!?」 咲「和ちゃんっ!?」ビックリ 京太郎「どうですか?」 まこ「ど、どうですかも何も……急にそんな」 久「あら? いいじゃない。仲間のピンチに力にならないとね」 まこ「部長!」 久「まこ。最近、少しおかしいわよ? 須賀君の好意、無駄にする気?」 まこ「……それは」 咲「私も手伝います! みんなで力を合わせなきゃ」 和「ええ。咲さんの言う通りです」 優希「全国大会前に、染谷先輩に倒れられちゃ困るじょ」 まこ「……すまんのぅ」ペコリ 京太郎「じゃあ、決まりですね」 まこ「ただし、ちゃんとバイト代は出すけぇの」 久「ふふ、最初からそのつもりよ」 優希「タコス代の足しにしてやるじぇー!」 咲「楽しみだね」 和「はい。それより須賀君の衣装についてなんですがやはりゼロのコスチュームは不可欠だと思います。なぜなら須賀君の声、身長、それらを総合するとゼロが一番似合っているからです。それにコードギアスは若者を中心に人気なアニメですから知名度も高いですし、お店の売り上げアップにもつながると私は確信しています。なので須賀君にはゼロのコスチューム以外ありえません。むしろ推奨されるべきではないでしょうか? いえ、推奨などという甘い言葉ではダメですね。確定です。それオンリーです。須賀君にはゼロの格好が義務付けられるべきではないですか? ですよね? そして私がカレンの格好をすることによって全てうまくいきます。きっとお店のファンの方々も満足いただけるかと。そしてつきましては私と須賀君の挙式をあげましょう。須賀君の年齢がネックですが、ゼロで姿を隠すことにより年齢の問題など全てクリアされます。いえ、彼風に言うなれば条件は全てクリアされた、とでも言うべきですね。ふふふふふふっ、須賀君。さっそくゼロのコスチュームに着替えてください!!」ペラペラペラ 咲「?」 優希「?」 久「?」 まこ「……」 京太郎「うん! そうだな!」 Roof-top 京太郎「いらっしゃいませ」 女生徒H「あ、あの! 私、こういうお店初めてで!」 京太郎「お一人様ですか? ではどうぞ、こちらへ」ニッコリ 女生徒H「ひゃ、ひゃひっ//」 京太郎「どうかしましたか?」 女生徒H「わっほい! きゃぁっ!」ドンガラガッシャーン 和「結局ルルーシュのコスプレに落ち着きましたか……でもこれはこれで」ムフフ 優希「のどちゃんのツモ番だじぇー」 和「分かってますよゆーき」スチャッ ゆみ「随分気合の入った格好だな、原村」 桃子「知ってるっすよ。それ、コードギアスとかいうロボットアニメの……」 和「ギアスはロボットアニメじゃありません!」クワッ 桃子「ひぇっ」 和「あれはギアスという力を使ってのうんたらかんたらほにゃらら!!」 久「(スパロボに出ておいて何を言ってるのかしら)」ウーンコノ ゆみ「次はでこちゃんの番だぞ」 優希「でこちゃん言うな! このスーパーアイドルの優希ちゃんが!」ギャーギャー 咲「みんな楽しそうだなぁ」 京太郎「いいんじゃないか? お店も繁盛してるし」 咲「うん。(でも京ちゃん目当ての女性客はいらないなぁ)」 ガヤガヤ 京太郎「ふぅー」 まこ「お疲れさん。少し休憩にせぇ」 京太郎「え? でも、染谷先輩も休憩入ってませんよね?」 まこ「わしゃ入らんでも大丈夫じゃけぇ」 京太郎「だって、今日は一度も」 まこ「それなら、みんなが入った後に入る。じゃから心配せんでも……」フラッ 京太郎「! 染谷先輩!?」ガシッ まこ「くっ……ちょっと、ふらついただけじゃ」 京太郎「全然ちょっとじゃありませんよ」ギュッ まこ「いいから。みんなには何も言うな」 京太郎「ダメです。休んでください」フニフニ まこ「京太郎」 京太郎「……」ジッ まこ「……分かった。休むから腕を離すんじゃ、いつまでも、その」カァッ 京太郎「へ?」モニモニ まこ「胸を、揉まれると……んっ、変な、感じじゃ……//」カァァ 京太郎「ほわぁっ?! すすす、すみません!?」サッ まこ「……別にええ。これぐらい、気にせんからのぅ」プイッ 京太郎「……」 久「あら? 二人共なにしてるの?」 まこ「!」 久「今から休憩? 私達はまだ対局があるから、二人は先に入ってていいわよ」 まこ「じゃ、じゃが」 京太郎「染谷先輩」グイッ まこ「!? きょ、京太郎!」 京太郎「じゃあ、行きますね」 久「ええ。ゆっくりしてきなさい」 休憩室 まこ「……」 京太郎「お茶です。どうぞ」 まこ「あぁ、すまんのぅ」 京太郎「やっと、ですね」クスッ まこ「?」ゴクゴク 京太郎「やっと――染谷先輩に、最初にお茶を受け取って貰えた」 まこ「っ!」ゴフッ 京太郎「うわぁっ!? 大丈夫ですか!?」 まこ「な、なんでもないけぇ」ゲホゲホ 京太郎「無理しないでくださいよ」 まこ「だ、誰のせいじゃと思うとるんじゃ」ギュッ 京太郎「え?」 まこ「……無理やり、わしを休憩させおって」ガシッ 京太郎「それは、だって……」 まこ「わしは最後で……ええんじゃ。いつだって、最後で」クンクン 京太郎「あの、それ……一体、どういうことなんですか?」 まこ「……京太郎には関係の無いことじゃ」スリスリ 京太郎「本当にそうですか?」 まこ「……」ギュゥー 京太郎「俺には、染谷先輩が無理をしてるように見えます」 まこ「わしが? とんだ節穴じゃな」ハムハム 京太郎「なら、答えてください」 まこ「……」グリグリ 京太郎「どうして、どうしてですか?」 まこ「っ」プルプル 京太郎「一体どうして!!!」 まこ「ふぁっ……んぅ」スリスリ 京太郎「さっきから俺の体を堪能してるんですか!?!!?」 まこ「はっ!? しまった?!」 京太郎「へ? 自制していた?」 まこ「ああ。誤解させていたようじゃな。逆じゃ、逆」ケラケラ 染谷先輩は笑いながら俺の肩を叩く どうやら、いつもの様子に戻ったらしい まこ「すまんのぅ、悪気は無かったんじゃが」 京太郎「どういう、ことなんですか?」 まこ「つまり、じゃな。わしは……その、京太郎のことが気になっておってのぅ」 京太郎「え?」 まこ「じゃが、わしはほら。この見た目じゃろ?」 京太郎「どの見た目ですか?」 まこ「……あー、わしはきっと、そういうところが好きなんじゃろう」 京太郎「えっ」ドキッ まこ「ま、京太郎がどう思おうが、わしはほら、世間一般的に人気が出るような顔じゃない」 京太郎「ええ!? そんなオカルトありえませんよ!」 まこ「言動に気をつけるんじゃぞ京太郎。今のわしはいつ、京太郎に襲いかかるか分からんけぇのぅ」 京太郎「」 まこ「まぁ、とにかく。わしは咲や和、優希や部長のように可愛らしい部類には含まれんらしい」 京太郎「……反論したいですが、一応続きを聞きます」 まこ「これはあくまで仮定の……話じゃが」 京太郎「はい」 まこ「お前に好きな女がいたとするじゃろ?」 京太郎「え、ええ」 まこ「その女の周りには、自分より格好良い男が沢山おる。そして、その男達の全員が女のことを好きなんじゃ」 京太郎「……それは、辛いですね」 まこ「そして、その男達はお前の大切な仲間じゃ。京太郎なら、どうする?」 京太郎「どうするもなにも……きっと、諦めて……みんなを応援するに……あっ」ドクン そこで気づく まさか、染谷先輩が言いたいことって…… まこ「……分かったじゃろう。わしが、最後尾にいる理由が」 まこ「外見も釣り合わん。中身も対して可愛くないわしより」 京太郎「……」 まこ「仲がいい、可愛らしい、スタイルがいい、色気ある、あいつらの方がいいじゃろう?」 京太郎「なんですか、それ……」 まこ「事実じゃ。それに、わしがお前にアタックするより、他の子と時間を使った方がええ」 京太郎「……」 まこ「わしはあの中で一番理性があると思うちょる。わし一人が犠牲になって、みんなのやる気が維持できるなら」 京太郎「そのために、染谷先輩だけが諦めるんですか?」 まこ「そうじゃ。わしがお前を我慢するだけで、みんなが大会で実力を発揮できる」 京太郎「……そもそも、みんなが俺を好きかどうかもわからないのに」 まこ「いずれ分かる。あいつらの、お前の気持ちは本物じゃからのぅ」 そう言って、染谷先輩は立ち上がる 俺の顔を見る瞳は、恐ろしいほどに無機質だった まこ「京太郎。お前は無防備過ぎるけぇ。近くにいる女はみんな、京太郎のことを好きになる」 京太郎「ありえませんよ、そんなの」 まこ「……今はそう思っちょろうが、すぐに分かるじゃろ」 京太郎「待ってください」 まこ「……なんじゃ?」 出ていこうとする染谷先輩の腕を掴む その腕は震えていて、冷たかった 京太郎「確かに染谷先輩のいうことには一理あると思います」 まこ「……」 京太郎「誰だって可愛い子の方がいいに決まってるし、スタイルがよければ嬉しいでしょう」 まこ「そうじゃ」 京太郎「一人が犠牲になることで、みんながやる気を出せるなら、それが正しいんでしょう」 まこ「そうじゃと言うちょろうが」 京太郎「でも、そんなの俺……嫌です」 まこ「……」 京太郎「だって、約束したじゃないですか。みんなで全国で優勝しようって」 まこ「じゃから、わしは……そのために」 京太郎「染谷先輩がいない」 まこ「っ!」 京太郎「そりゃ団体戦に染谷先輩はいます。活躍もするかもしれない」 まこ「当たり前じゃ。わしを誰だと……」 京太郎「だけど! 染谷先輩一人が辛い想いをして、苦しんで、耐えて、手に入れた勝利なんて!」 まこ「!」 京太郎「そんなの、絶対おかしいですよ……」グスッ まこ「……京太郎」スッ 京太郎「そ、染谷先輩」 まこ「わしはな、最初……見つめるだけで満たされてたんじゃ」 京太郎「……」 まこ「ひと目、京太郎に逢いたくて、声が聴きたくて」 京太郎「染谷先輩……」 まこ「じゃが、傍におっても京太郎の傍には常に誰かがおる」 京太郎「でも、それは」 まこ「わしだけの場所なんてない。それでも、みつめるよりは幸せだと……自分に嘘を吐こうとした」ジワッ 染谷先輩の柔らかな感触が、俺の体を包む まこ「情けないほどに、愛しちょるのに……やり場のない想いだけが残った」ギュッ 京太郎「……俺は」 まこ「臆病な素顔を隠す為に、無理に笑う事ばかりが上手くなったんじゃ」 背中に回された両手が、わなわなと震えている まこ「時が経てば忘れられる。そう、自分を慰めて、虚しいほど本気だと気付けんかった」 京太郎「そうですよ。本心を隠したって、苦しい思い出ばかりが溢れるだけですから」 まこ「あぁ……そうじゃな。こうしているだけで――わしの決心なぞ、吹き飛びそうじゃ」ギュゥゥ 京太郎「染谷先輩。俺、思うんです」 まこ「?」 京太郎「誰がお似合いだからとか、あの人が相応しいとか、理論付けて自分を納得させることは出来ても」 所詮、そんなものでは―― 京太郎「心にだけは、嘘を吐けない」 まこ「!」 京太郎「頭でいくら理解しても、納得しても。心は好きな人を求めてしまう」 まこ「……」ブルブル 京太郎「だから、自分の心が納得するまで……戦うしかないんです」 まこ「たたか、う?」 京太郎「俺はここにいます。傍に誰がいても、俺という存在はここにいます」 まこ「……あぁ、わしの腕の中じゃ」 京太郎「染谷先輩はずっと待ってたんでしょう!?自分が我慢しなくても済む、みんなの敵にまわらなくても済む……そんな誰もが笑って、誰もが望む最高なハッピーエンドって奴を。今まで待ち焦がれてたんでしょう?そんな展開を……何のためにここまで歯を食いしばってきたんですか!?自分のその手で大切な仲間を助けて見せるって誓ったんじゃないんですか?染谷先輩だってヒロインの方がいいでしょ!? 脇役なんかで満足しないでください、命を懸けて自分の気持ちを守りたいのなら! だったらそれは全然終わってません、始まってすらいない……ちょっとくらい長いプロローグで絶望しないでください!手を伸ばせば届くんです! いい加減に始めましょうよ、先輩!!!!」 /⌒ー‐‐/ ヽ / ∧ ∨ ィ ∧ _〃 !ー'ー∨ー! ∧ / ナ- L __ \ V〈 ィ─ 、 _ヽ` ハ 〉 X 〈 f j ヽ__/ .f j 〉ヽ ノレ|`' / 代 └' ノ ! └' }-、 L V〈 ヽ!  ̄ ̄ ` ー─'7ノ ト 〉 V ∧\ , -‐-、 / 、 j ヾ〉 ` \ヾー....._.......<レ' ∨′′ .-,,┘ 〈二_ まこ「長い、三行で」 京太郎「先輩 諦めないで 真矢みき」 まこ「あぁ、そういうことか」ポンッ 京太郎「……泣いてもいいですか」 まこ「冗談じゃ」クスクス 京太郎「じょ、冗談ですか」ショボン まこ「まぁのぅ。じゃが、京太郎の気持ちは伝わったけぇのう」ギュゥ 京太郎「そ、染谷先輩っ//」カァッ まこ「……ありがとうな。京太郎のお陰で、心が楽になった」 染谷先輩は俺から手を離して、背を向けた まこ「ほら、早く仕事に戻るんじゃ。みんなが待ってるけぇ」 京太郎「は、はい!」 俯いたその表情は見えないけど、俺には分かる まこ「(部長達もまごついておるようじゃし、ここいらで最前列に出るのも悪くないかのぅ)」ニッ きっと先輩は、今までに見たことがないくらい―― ___ __r¬ブ--ヘ、_r¬-、 /_厂、/ 、 ∨ /ヽ / 〈 、/ ト\ `´ \ / 厶y′ ドミミv彡l l l / ,√´ ‐-、_/ `^^゙l ヽl | / レ´ , ,≦ニミヽ | 〉 _ノ 〈イ ,イ〈了⌒」゙ ヽ z_=ヽ、 V! / 从i トヘヾ 辷ソ ;-、/7,ハVハ lハ l / 八 `‐' `ー,,-'′ ヽヒ'ソイ丿 ル′ レ'〈 ` ー、 ,、_ ` ,,ーl´イ ___ 丿 ン / lヽ 丶二7 八 \ / ̄`,二ユ`ー<レ'八、ィ」 \ イ ,ハノ. / / └、‐-\-‐´ `¬-、`-r< 八_ン′ 〕ヽ/ \__ \ r===ミr个、ゝイ --;¬─‐-、. 厶 { / r┘ーヘ、{{ /ソ小K´ ̄l|__/ l / ヘ / `¬ニソヘヾ=≠″| lヾ\_リ _i} -y | ! __ ハ、/ __ ,、 〉」 | |│|`´lヽヘ∠-‐- 〈  ̄〕,〈 /,∠ニヽ\ ̄`-Lj-Ll __」 V__,、--¬、 \ゝ、 /// ,⊆ニユ、  ̄`ヽ二_ j 〉  ̄`辷ス´ / ヾニ二ヽ\_ __r-─ヘ、_厂 { \ /7⌒ ̄ ̄/ \ \}__ ヽ l\ l レ ' ヽ 〉 \\ l \ / 〉__/ ヽ ヽ.〉 , --─-- 、 ヽ /\ / _,、--´ ̄ l. 〈 \∨ ヽ--ニ ̄ \ _ | ヽ 〈 l ̄ ̄`ー---‐′ まこ「……コンタクトと、ストレートパーマ……試してみる価値はありそうじゃな」クスクス 晴れやかな表情で、笑ってくれているって 第十章【いつだって最後尾 不思議なディスタンス!】 カンッ
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穏乃「今日は二月にしてはいー天気だねー!」 憧「そーね。私も、あんたのそのジャージ姿を見てなかったら、まだあったかいって思える程度にはね」 穏乃「ん~?このジャージは冬用だからあったかいよ?」 憧「見てるこっちが寒いのよ!なんでこの季節に生足出してんのよ、あんたは!それ見て宥姉が気を失ったの忘れたの!?」 穏乃「な、なんだよー、ジャージ差別すんなよー、ジャージはどこにでも着ていける万能服なんだからさー」 憧「んなわけないでしょ!ったく、そんなんだから京太郎にも相手にされないんじゃないの、しずは!?」 穏乃「なっ、こ、ここで京太郎は関係ないでしょ!?」(カァー! 憧「そーやってムキになってる時点でバレバレだっての」 穏乃「ぅ……」 憧「そういえば、もうすぐバレンタインデーだけどどうするの?長野まで行ってチョコ渡すの?」 穏乃「チョ、チョコ渡したいなーとは思ってるけど……長野までいくのはお小遣い足りないし、なんていうか、め、迷惑かもしれないし……」 憧「まー、本州の真ん中から北側までチョコ持ってこられたら、なんていうかイロイロと断りにくいわね」 穏乃「そーいうことして嫌われたらイヤだし……でも、宅配便で送るのもなんだかなーって感じだし……」(ションボリ 憧(しずはしずなりに悩んでるのねー) 憧「じゃあ、バレンタインにチョコ渡すのは諦めるって方向でいいのね」 穏乃「――――それは……」(ベソ… 憧「いや、そこで半泣きになられても困るんだけど」 穏乃「だ、だってしょーがないじゃん、男の子にチョコあげたいなんて思ったの初めてなんだし!」 憧「あの穏乃がね~」 穏乃「な、なんだよー、私だって女の子なんだぞー、バカにすんなよー!」 憧「ハイハイ、拗ねない拗ねない。ったく、しょうがないわね~……」 穏乃「憧、携帯なんて取り出してなにするの……?」 憧「奥手なしずに代わって、私が一肌脱いでやるっつってんのよ――――あ、もしもし京太郎?」 穏乃「」 そしてバレンタイン当日―――― 京太郎「阿知賀子供麻雀クラブの面子で集まって麻雀大会すると聞いて!」(バーン 憧「ああ、それ嘘だから」 京太郎「よくもだましたアアアア!!だましてくれたなアアアアア!!」 憧「ちょっ、なにもそこまでキレることないじゃん!?」 京太郎「憧ォ、テメエは俺を怒らせた……!この罪、どうやって償ってくれるんだ……!?」 憧「ぇ、あ、ゴメンなさい……まさか、ホントにそこまで楽しみにしてるなんて思わなくて……。な、なんでも言うこと聞くから許してよ……」(カタカタ 京太郎「……いや、なんでもとか言うのは止めようぜ。そーいうの言質に取られてなんかヒデーことされたらどうすんだよ」 憧「ひ、酷いことってなにするの……?け、毛虫ぶつけたりするのはナシだからね!?」 京太郎「…………そのままの憧でいればいいと思うぜ、ウン」(ナデナデ 憧「よ、ちょっと、頭撫でないでよ……!」(カーッ 京太郎「いやー、悪ぃ悪ぃ。奈良まで来て麻雀できないのかと思って、つい」 憧「うー、ちょっと見ないうちに麻雀バカに磨きがかかってるわね……」 京太郎「ハハハ!言うほど麻雀バカになっちゃいねーって!」 憧「どーだか」 穏乃「――――――――仲良いね、憧と京太郎って……」 憧「ハッ!?し、しず、これは別にあんたが考えてるようなものじゃないから!」 京太郎「考えてるようなものって、どんなの?」(ナデナデ 憧「あんたは口を挟まなくていいの!っていうか、いつまで頭撫でてんのよ!?」 京太郎「いやー、なんか触り心地良くてつい」 憧「あうぅぅぅー……!?」 穏乃「ヒドイよ……こんなのってないよ……!」 憧「ちょっ、拗ねないでよしず!もうっ、京太郎が悪いんだからね!?」 京太郎「俺ですか!?」 憧「そ、そーに決まってるでしょ!」 京太郎「なんでキレられてんのかわっかんねー……」 憧「ま、まあいいわ、今日あんたを読んだのには訳があるのよ」 京太郎「訳……?」 憧「そーよ。さあしずっ、準備はいーい!?」 穏乃「お、おー!」 京太郎「準備?」 憧「今日の日のための特別イベントよ!」 京太郎「――――で、なんで俺は阿知賀麻雀部の部室でチョコフォンデュを食べてるの?」 憧「今日はバレンタインでしょ。チョコ貰えそうにない京太郎のために、しずがわざわざ用意してあげたのよ!」 穏乃「え、えと、チョコ渡すだけよか、こーやってみんなで楽しめる形にした方が、きょ、京太郎も面倒臭くなくていいかなーて思って……!」 京太郎「面倒臭くなくて、ってどーいう意味だよ……」 穏乃「え?い、いや、だってほら、私みたいなのにチョコ貰っても、こ、困るじゃん、なんかさ……」 京太郎「なんでだよ。チョコ貰って喜ばねー男はいねーっての」 穏乃「ホ、ホント?」 京太郎「当たり前だろ。しかも、穏乃みたいな子が、わざわざチョコ用意してくれてるとか、男冥利に尽きるってもんだぜ?」 穏乃「そ…………そーなんだ、アハ、アハハハ」 憧(ホラ、なにやってんのよっ、京太郎も満更でもなさそーなんだし、ここで勢いに任せてチョコ渡しちゃいなさいよ!) 穏乃(チョ、チョコフォンデュ食べてる状況でチョコなんて渡せるわけないじゃん!チョコにチョコが重なっちゃうでしょ!?) 憧(そこはホラ、チョコの七対子とか対々みたいな感じでさ!) 穏乃(訳がわからないよ!) 京太郎(なんか穏乃と憧が揉めてるなー。にしても……バレンタインのチョコ代わりのチョコフォンデュか、なーんかちょびっとだけ悲しいなー。義理チョコでもいいから、穏乃とか憧から貰いたかったんだけど……) 憧「いいからさっさと渡しなさいよー!」 穏乃「そ、そんな大声で言わないでよ!?恥ずかしいじゃん!」 憧「恥ずかしい恥ずかしいって、あんたの恋路見守ってるこっちの方が恥ずかしいのよー!」 穏乃「こっ、恋路とかじゃないもん!も、もう少し仲良くなりたいなーってだけだし、と、友達として!」 憧「じゃあ、京太郎が誰かと付き合ってもいいんだ!?」 穏乃「そっ、そんなの絶対にヤダ!!」 憧「ホラッ、見たことか!」 穏乃「ちっ、違うもんっ、こ、これは友達が取られるの嫌って意味でのヤダだもん!」(バタバタ 憧「あ~~~っ、もうジレったいなー、この子は……!!」 京太郎「あ、マシュマロにチョコつけて食べるのウマイな……。こっちの苺もなかなか――――」 高鴨穏乃編……カン!
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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1352987529/ 京太郎「犯した女の子の能力を得られるようになりました」 久「・・・は?須賀くん、最近あんまり相手にされないからって・・・」 京太郎「いや本当なんすよ信じてください」 久「うーん・・・しょうがないわね、部長の私が犠牲になるわ」 京太郎「犠牲って・・・」 久「ほら、早く脱いで」シュル 京太郎「はい(素直)」カチャカチャ 久「ん・・・男の子のって初めて見たわ。ずいぶん大きいのね」 京太郎「えっ、部長って処女だったんすか」 久「む・・・悪かったわね処女で」 京太郎「いやそんなことは」 久「全く・・・舐めるわよ」ペロペロ 京太郎「うっ・・・!」ビクビク 久「ひくひしてる・・・可愛い♪」ジュル 京太郎「最近あんまり抜いてないからヤバ・・・」ビクビク 久「さすがに早すぎない?早漏なの?」ジュポジュポ 京太郎「言葉責めも・・・いいっ」ビクビク 京太郎「うぐ・・・もう出る・・・!」ビクビク 久「うふふ・・・どうぞ」ペロペロ 京太郎「うっ!!」ビュルビュルッ 久「顔ベトベト・・・」 京太郎「すいません・・・」 久「ふう・・・これでいい?」 京太郎「いえ、犯さないと意味ないんです」 久「・・・しょうがないわね、これも須賀君のためだわ。一肌脱ぎましょう」パサッ 京太郎「ぶ・・・部長のオマンコ・・・ゴクリ」 久「あら・・・さっき出したばっかりなのにまだ勃ってる・・・元気なのね」 京太郎「部長もずいぶん余裕みたいですけど、濡れてますよここ」クチュ 久「あっ!・・・優しくね?」 京太郎「うおおお部長っ!!!」ズッ 久「ああっ!そんな急に!」ズンズン 京太郎「部長の中気持ちいいっ・・・!」パンパン 久「痛っ・・・でも気持ちっ・・・イイ!」ズンズン 京太郎「部長っ!いいです!」ペロペロ 久「あんっおっぱいだめっ!イッちゃう!」ズンズン 京太郎「イッていいですよ・・・!」モミモミ 久「うっ!だめえええ!」パンパン 京太郎「俺ももうイきそうです・・・!」パンパン 久「来てっ!一緒にイきましょう?」パンパン 京太郎「うっ!出る!!!」ビュルビュルッビュル 久「はぁ・・・はぁ・・・」 久「じゃあ打ってみましょうか。咲と和も呼んできたわ」 京太郎「はい、お願いします」 ~キンクリ~ ワカメ「これは驚いた。久の悪待ちみたいじゃった」 久「・・・どうやら本当のようね・・・須賀君、すごいわ」 京太郎「いやー・・・」 久「この調子でたくさんの女の子を手玉に取って能力をゲットしてきなさい!」 京太郎「じゃあ大阪の・・・姫松高校に行くか」 姫松高校 京太郎「どうも、須賀京太郎です」 洋榎「誰やアンタ、何勝手に入ってきてんねん」 京太郎「清澄高校の竹井久さんの部活のメンバーです」 洋榎「ゆっくりしてきーお菓子あるで」 絹恵「お姉ちゃん・・・」 京太郎「さて、誰にしようかな・・・」 代行「どしたん~お知り合い~?」 洋榎「監督!ちょっと話があるそうやで」 説明 代行「う~ん、強くなるために女の子をね~」 京太郎「強くならないと部長や咲に顔向けできないんです、ヤらせてください、オナシャス!」 代行「む~・・・まあ須賀君だっけ?結構ええ男やしええで~」 京太郎(エロいお姉さんやで全く) 京太郎「上脱がしますね」パサ 代行「ウチがや~る~」ジタジタ 京太郎(可愛いなぁー)モミモミ 代行「ん~?須賀君~ウチおっぱいあんまりないで~?でも可愛い~」ナデナデ 京太郎「んっ」チュッチュッ 代行「あんっ、あんまり乳首焦らさんといてや~」 京太郎「ハァハァ」ペロペロ 京太郎「そろそろ下触りますよ」クチュッ 代行「んっ」ビクッ 京太郎「おっぱいだけしか弄ってないのにすごい濡れてる」クチュクチュ 代行「ハァハァ、須賀君うまいな~」ビクビク 京太郎「赤坂さんもすごくエロいですよ」クリッ 代行「そこだめぇ、イッてまうっ」ビクビク 京太郎「どうぞ」クチュクチュ 代行「ああんっ!」ビビクンッ 京太郎「はぁ・・・次は気持ちよくしてください」スッ 京太郎「挿れますよ」グチュ 代行「んっ、ええで~、お姉さんが全部受け止めたる」 京太郎「ふっ!」ズン! 代行「あっ!」パンパン 京太郎「はっ、はっ」パンパン 代行「だめっあっ」ズンズン 京太郎「ふふ、口調変わるほど余裕ないんですね、可愛いっ・・・」ズンズン 代行「そっそんなことっ」パンパン 京太郎「くっ・・・もう出る・・・!」ズンズン 代行「来てっ・・・お姉さんの中にいっぱい出してやっ」パンパン 京太郎「うっ!!!」ビュルビュルッピュ 代行「京太郎く~ん、頑張ってや~♪」 京太郎「はい、また来ます、郁乃さん」 洋榎「なんやあの二人仲ええな」 絹恵「しかもいつの間に名前で呼ぶ仲になったんや・・・」 代行「ふふ、ひみつやで~」 京太郎「さて、次はどうしようかな」 京太郎「風越女子に行くか・・・また女子高だけど・・・」 風越女子 京太郎「どうも、須賀京太郎です」 美穂子「あら、あなたは上埜さんの所の・・・」 池田「須田だっけ?」 京太郎「須賀です、今自己紹介したんですけど」 京太郎「さて誰にしようかな、福路さんがいいなー」チラッチラッ 池田「誰と話してるんだし」 京太郎「いやっほう!福路さーん実はですね!・・・」 説明中- 京太郎「部長からのお願いなんです、ヤラせていただけませんか?」 美穂子「上埜さんのお願いならしょうがないわ、やりましょう」 京太郎「いえーい!」モミモミ 美穂子「きゃっ、誰も取りませんから、落ち着いてくださいね?」ナデナデ 京太郎「はーい」チュパチュパ 京太郎「福路さんのおっぱいおいしいです」チュッチュッ 美穂子「ふふ・・・赤ちゃんみたい」ナデナデ 京太郎「うう・・・もう我慢できない、挿れさせてください」ペロペロ 美穂子「んもう・・・どうぞ」パサ 京太郎「やっぱりおっぱい感じるんですね、もう挿れられます」ズンッ 美穂子「あっ!入ってくるっ・・・!」ズンッ 京太郎「入りました、動きますよ」ズンズン 美穂子「はっ!あっ!あっ!」ズンズン 京太郎「乳首も弄ってあげます」クリクリ 美穂子「はっ、気持ちいいですっ」パンパン 京太郎「くっ、すごい締まりだ・・・」パンパン 美穂子「だって須賀君がおっぱいばっかり弄るから・・・!」パンパン 京太郎「俺はおっぱいが大好きなんですよっ!」ズンズン 京太郎「もうイくっ、中に出しますよっ」 パンパン 美穂子「あん!私もイクっ!」ズンズン 京太郎「うっ・・・うおおお!」ビュッビュルビュルッ 京太郎「福路さん、ありがとうございました。部長によく言っておきます」 美穂子「あ、はい。また一緒に麻雀できるといいですね」 池田「結局何しに来たんだし」 京太郎「よし次だ、新道寺高校へ行こう」 京太郎「新道寺っちゅうとAブロックのほうの出場校か。そういや和やタコスの先輩がいるとか何とか」 新道寺 京太郎「どうも、須賀京太郎です」 煌「おや、見慣れない顔ですね、どちらから?」 京太郎「清澄高校麻雀部です」 煌「というと和達が通っている高校ですね。これはこれは、すばらです!」 京太郎「花田さんに頼もう!」 説明中- 煌「ふむふむ、事情は大体わかりました。でもですねー・・・」 京太郎「和や優希のためにもなるんです、オナシャス!」 煌「むむむ・・・しょうがないですね、お相手しましょう!」 京太郎「すばら!」カチャカチャ 京太郎「あ、ちょっと待ってください・・・まず足で弄ってもらえませんか」 煌「ずいぶんと注文の多い殿方ですね、まあいいでしょう」グリグリ 京太郎「あっ・・・いい!」ビクッ 煌「こんなことをされて興奮するなんて、すばらくなうですね」シコシコ 京太郎「いいです・・・気持ちいいです!」ビクビク 煌「ふふふ・・・」グリグリ 京太郎「くっ・・・気持ちよすぎる・・・」ビビクン 煌「もうイキそうなんですか?はしたない殿方ですね」グリッ 京太郎「うっ・・・出るっ・・・!」ピュッピュッ 京太郎「ふう・・・じゃあ次はこっちがっ!」ガバッ 煌「きゃっ!」 京太郎「ちょっと濡れてますね、弄ってて気持ちよかったんですか?」 煌「そ、そんなことは・・・ひゃん!」 京太郎「どうなんですか?」クチュクチュ 煌「うっ・・・」ビクビク 京太郎「言わないと挿れてあげませんよ?」クリクリ 煌「・・・すばらでしたっ」ビクッ 京太郎「よく言えましたっ」ズッ 煌「きゃっ!そんなっ、突然はっ」ズンズン 京太郎「ごめんなさい、よく聞こえませんでしたっ」パンパン 煌「もう・・・いじわるですねっ」ズンズン 京太郎(可愛い・・・っ)パンパン 京太郎「それにしても喘ぐのにイク気配はしませんねっ」ズンズン 煌「私は、ちょっとやそっとじゃトバないんですよっ?」パンパン 京太郎「そうなんですか、じゃあイカせてみせますよ!」ズンッ! 煌「あっ!さっきより激しいっ」ズンズン 煌「あんっ!あっあっ」パンパン 京太郎「トバないんですよね?じゃあ俺がイクまでイっちゃだめですよ」パンパン 煌「そんなっ、いけずですっ」ズンズン 京太郎「くっ・・・イく・・・!」ズンッズンッ 煌「あんっあっ」パンパン 京太郎「うっ・・・!」ドピュッピュッ 煌「すばらでしたよ、須賀さん」 京太郎「花田さんも良かったですよ。ありがとうございました」 煌「ではまた。すばらっ!」 久「さて、須賀君が帰って来たからもう一度打ってみましょう」 京太郎「もう負ける気がしません」ゴッ 咲「へえ・・・言ったね?」ゴオッ 京太郎は咲さんかわいいを連呼する機械になりました カン
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一「――――というわけで、この間の買い物の目的はココで使用するための一式でしたー」 一「真夏の砂浜に、押しては返す波まで完全再現した巨大プール施設のチケットを格安で手に入れちゃってね。これはもう来るしかないと思ったのさ」 智紀「わー、パチパチ」 純「おーい、大丈夫か京太郎~?」 京太郎「ゼーハー……だ、大丈夫、です……」(両肩にクーラーボックス+背中にデカリュック ハギヨシ「申し訳ありません、須賀様……」(デカランチボックス提げ+ビーチパラソル背負い等々 京太郎「いえ、ハギヨシさんに比べたら全然楽……ですから」 京太郎「っていうかココに着ても執事服のまんまなんですね、暑くないんですか!?ここ、真夏のビーチを再現してるって話ですけど……」 ハギヨシ「ハハハ、問題ございません」 ハギヨシ「私はあくまで執事ですから」(キリッ 京太郎(カ、カッケ~……) 衣「おおお~、凄いぞ、実に雄渾壮大な施設だ!」 一「衣はこーいうとこ初めてだったっけ?今日は思いっきり楽しんじゃってよ」 衣「無論!!透華、早く着替えに行こう!」 透華「え、ええっ、わか、分かりましたわ……!」 京太郎「龍門渕さん、朝から調子悪そうだけど大丈夫なんですか?」 透華「も、問題なんて何一つありませんわ!ええ、あるものですか!!」(真っ赤 透華「さ、さあ着替えに行きますわよ衣!」(ズッタカズッタカ 衣「おー!」 一「それじゃあ、ボクらはあっちで着替えてくるよ」 純「陣地取りは任せたぜー」 智紀「行ってきます」 京太郎「さってと、コレはここでコイツはあの辺でいいか」 ハギヨシ「須賀様――ここの準備は私がやっておきますので、水着に着替えてきてくださいませ」 京太郎「え、でも……」 ハギヨシ「どうかお気遣いなく。むしろこの場では須賀様も皆さまと一緒に楽しんでいただけることが、私にとって一番の気遣いになりますので」(ニッコリ 京太郎「そ、そうですかね?じゃあ……お言葉に甘えて俺も!」 ハギヨシ「ハイ」 ハギヨシ「透華お嬢様、出過ぎた真似をして申し訳ありません……」 衣「京たろー、待たせたな!!」 京太郎「いや、全然待ってないですよー。俺も着替えて今戻ってきたところだし」 衣「おー、京たろーも準備万端か!よし、だったら衣が一緒に遊ぼうじゃないか!」 一「あ、ちょっと衣――」 京太郎「それは心強いですね。よーし、分かりました!衣さん、一緒にここを遊びつくしましょう!!」 衣「ここは物情騒然、衣とはぐれないよう注意するんだぞ京たろー!」 衣「まずはあそこだ、あそこにあるおっきな滑り台で遊びたい!!」(手を引っ張ってグイグイ 京太郎「了解しました!と、というわけで俺、衣さんとその辺ブラついてきますから、みなさんも楽しんできてくださいね」 衣「京たろー、何してる、早く早く!!」 一「あーぁ、行っちゃった……」 ハギヨシ「国広さん、透華お嬢様はどちらに?」 一「んっとねー、着替えたまではよかったんだけど、土壇場になって水着姿を見られるのが恥ずかしいって逃げ出そうとして――――」 ハギヨシ「さ、左様でございましたか」 一「そろそろ、純くんとともきーのコンビに捕まって引っ張ってこられるんじゃないかなー」 透華「い、いい加減、手を離しなさい純!こんなことしなくても……しなくても一人で……ぜ、絶対に大丈夫ですから、たぶん」 純「んな弱々しく誓われても信用できねーって。つーか、そんなこと言うなら智紀にプロファイリングされなきゃ見つけらんねー場所まで逃げんなってーの!」 智紀「かなり、手こずった」 一「おかえりー、透華」 透華「ぁ、うぅ……」(モジモジコソコソ 透華「フ、フフンッ、お待たせしましたわ!」 透華「折角こういった場所に来たのです、ひ、暇潰しに付き合いなさい京太郎――――あら?一、京太郎はまだ着替えから戻っていないませんの?」 一「ごめーん、透華。須賀くん、もう衣に持ってかれちゃった」 透華「――――――――」(ヘニョリ 一「あ、頭頂の触角がしおれた……」 純「ウダウダやってるから、痺れ切らして行っちまったんだな。まあ腹減ったら戻ってくるだろうし、俺達も好きに泳いどこーぜ」 智紀「たぶん透華は、それが目的じゃなかった」 透華「いいですわ、純……一も智紀も、好きに遊んできなさい。私はここで休んどきますわ」(トボトボ 一「あ、ちょっと透華!?」 純「なんだ、アイツ?朝から落ち着きなかったし、やっぱ体調悪かったのか」 智紀「フラグが……折れたから」 純「ふーん?」 衣「京たろー、次はアレだ、アレに挑戦するぞ!!」 京太郎「ア、アレですか」 衣さんの指差した先にあったのは、グルグルウネウネと捻じりくねった巨大なウォータースライダー。 京太郎「あの、本当にアレに挑戦するんですか?」 衣「無論!どうした京たろー、臆したのか?」(フフン 京太郎「え、ええ、まあ……」 チラリと見た看板に書かれている「心臓の弱い方・ご老人のお客様の利用はご遠慮ください」の文字を確認してから頷く。 楽しそうにしている衣さんには悪いけど、ここは駄目な気がする。 京太郎「あ、さっき滑る系のアトラクションは楽しんだし、次は……そうだ、流れるプールとかどうです?」 衣「むう、衣はアレがいいんだ!」 京太郎「ええ~……まあ、衣さんがいいんでしたら構わないんですけど」 こんなに楽しそうにしてるんだし、もう衣さんの好きにしてもらっていいんじゃないかな――――そう考えてた時が俺にもありました、なんて嘆くことになったのはそのすぐ後のことだった。 衣「よ、よし、衣の心の準備はできたぞ……!」(ガクブル 京太郎「あ、あの、ホントにやるんですか?ものすっごく震えてるのに……」 衣「フ、フフ、震えてなんかない!これは武者震いだ!!」 京太郎「日本語って便利だなあー」 ウォータースライダーの順番待ちの列に並んだ時に出された係員さんの指示。 それは、衣さんの体格だと途中でコースから飛び出してしまう危険がなきにしもあらずだから、しっかり抱きしめて一緒に滑ってあげてください、ということだった。 そんな危険な施設を年齢制限も身長制限もなしに開放してるのはどうなのかと思ったけど、そこはまあ諸般の事情という奴があるのだろう。 かくして今の俺は、足の間に座る衣さんの腰を抱いてウォータースライダーの入口で待機していた。 衣「は、はは、なかなか楽しめそうじゃあないか。い、いいか京たろー、離すなよ?絶対に衣のことを離すんじゃないぞ!?」 京太郎「ハイハイ、分かってますって……」 いざ入口に来て、眼下に見える人が大き目の豆粒程度な高さであることに驚いたのだろう。 腕の中で震えている衣さんを安心させるために、ほんの少し腕に力を込めて抱き寄せる。 衣「ぁぅ……」 京太郎「大丈夫ですよ、ちゃんとこうして衣さんのこと抱きしめておきますから」 ちょびっとばかし臭いなとは思ったけど、まあ相手は衣さんだし問題ないだろう、たぶん。 内心、今腕の中にいるのが和だったり智紀さんだったりすれば、あの魅惑的なお餅が腕に触れて得も言われぬ快感を味わえたりしたんだろうな、と考えたり。 俺だって健全な男子高校生なわけでして、そうした幻想を抱いてしまうのは仕方のないこととして諦めてほしい。 京太郎(にしても、高っけ~……これその辺のビルよか高いだろ~) 係員「それじゃあ、押しますよー」 京太郎「はーい」 衣「あ、あわわわ……!」 ウォータースライダーの中に押し込むための合図。 腕の中で衣さんが目を瞑って、体を強張らせる。 背中に衝撃。 京太郎「おおわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」 衣「ヒヤアァァァァァァァアァァァァッ!?」 そして俺と衣さんは――――――その日、流れ星の気持ちを少しだけ理解した。 衣「うぅ、グスッ……」 一「あ、帰ってきたみたいだよー……ってどうしたの、衣!?」 京太郎「い、いや、ちょっと……ウォータースライダーで――」 一「えっと……何があったの?」 衣「京たろーが嘘ついたんだー、衣のこと抱きしめてるって約束したのにー」(メソメソ 一「は?」 京太郎「ちょっと、人聞きの悪いこと言わないでくださいよ!!」 透華「えっと……どういう、ことですの?」(ガタブル 透華「あ、遊びに来て早々、衣とばっかり遊んでたと思ったら……抱きしめてるって、え?何なんですのそれ?」(ワナワナ 京太郎「りゅ、龍門渕さん?」 透華「きょ、京太郎――――ロリコンでしたのねーーーーーー!?」(脱兎 京太郎「なんて誤解をまねくことを!?っていうか龍門渕さん、龍門渕さーーーーん!?」 衣「ロリコン……?」 智紀「自分より年下の女の子にしか魅力を感じない人のこと。だから、ここでの使い方は間違ってる」 純「一応、衣って京太郎よか年上だしな……信じらんねーけど」 衣「衣は子供じゃないぞ!!」(プンスコ 〈ケース4・衣〉子供じゃない、ころもだ!END
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奈良――松実旅館宥のこたつ部屋 玄「…………暇だねー、おねーちゃん」(ゴロー 宥「うんー、そうだね玄ちゃん……」(ゴローン 玄「暇だからお話しよーかー……」(ゴローニャ 宥「なんのお話するのー……?」(コロコロ 玄「えっとね、それはもう決めてあるんだけど、京太郎君のこと……」 knock…knock… ??『そこから先の話、私も混ぜていただけますか?』 玄「むむっ、凄まじいおもち力……!何奴!」 宥「わわ」 和「なんですか、おもち力って……。というか、須賀君のことで話をするから来てと言ったのは玄さんじゃないですか」(ガラッ 玄「アハハ、そーでしたー。それにしても、日々おもち力を向上させているようですなー。こりゃおねーちゃんもウカウカしてられないよー?」 宥「わ、私なの……?」 和「相変わらずのセクハラ発言ですね……」 玄「いやー、和がうちの旅館に泊まってくれてるのが嬉しくて、つい」 和「……まあ別に構いませんが。それで、須賀君の何についてお話するんですか?」 玄「それはもう当然――――京太郎君ってホントはどんな子が好みのタイプなんだろうね、だよ!参加条件は私以上のおもちを持ってることでー!」 宥「お、おもち……」(プヨプヨ 玄「心配しなくてもおねーちゃんのおもちは全国レベルだから、この話の参加条件は満たしてるよ!」 宥「あうぅ……」(カァ… 和「一部の人が聞いたら暴動を起こしかねない参加条件ですね」 玄「しょうがないよー。そうでもしなきゃ話に混ぜてー、って子がいっぱい来ちゃうもん」 和「いくらなんでもそれは…………否定しきれませんね」 宥「京太郎君、かわいいお友達いっぱいだからー……」 玄「そうそう、お友達がいっぱいなんだよねー」 和「文字通りのお友達ばかりな点については、この際目を瞑っておきましょう」 宥「しかたないよ……今の京太郎君は麻雀が一番大切だから……」 玄「ダメだよおねーちゃん。そんな、いつか自分のところに帰ってきてくれるって信じてます……的なこと言うのはズルだよ、抜け駆けだよー?」 宥「わわ、そ、そんなつもりじゃ……」 和「宥さんは独特の……なんといいますか、良妻賢母になる雰囲気を持っていますからね。男の人からすれば、趣味や仕事に理解あるタイプは好感度高いはずです」 宥「…………そ、そうかなぁ、え、えへへ」 玄和(か、かわいい……) 玄「さ、さて、おねーちゃんがかわいいのはひとまず置いといて。和を呼んだのは、京太郎君の最新情報を聞かせてもらうためです」 和「最新情報、ですか」 玄「そう!その情報と、いろんな女の子とのエピソードを照らし合わせることで、今の京太郎の好みのタイプを導きだすのです!」 和「まず、照らし合わせるだけのエピソードがあることがおかしいと指摘すべきなんでしょうか……」 玄「その辺は……ほら、もうあきらめて受け入れたら気が楽になるよ!」 和「なんて後ろ向きなポジティブさ」 玄「あー、あー、聞こえない聞こえない」 和「子供ですか……。とりあえず、ここ最近の須賀君の話をすればいいんですね?」 玄「いぐざくとりー、だよ!」 和「では……まずは私とのやり取り辺りからお話します――――」 ケース1:原村和の場合 昼休み 和「あ、須賀君、今日は学食ですか?」 京太郎「おお。今日のレディースランチ、ちょー美味しそうだったからな。図書室辺りにいるだろー咲の奴を引っ張って、な?」 和「また代わりに注文してもらうんですね」(ジト… 京太郎「Exactlyでございます」 和「クスクス……そういうところは変わらないんですね」 京太郎「そういうとこがどこなのかわっかんねーけど、まあな!美味しいものを食べたいっていうのは、ごくまっとーな欲求だからしかたないぜ!」 和「フフ…………あ、そうだ須賀君?もしよければですけど、レディースランチの注文、咲さんの代わりに私が――――」(モジ… 京太郎「いや、それは悪いからいいよ。学食で二人一緒に飯食ってて、変な噂立てられたら和が困るだろーし」 和「そんなの別に私は気にしませんけど……」 京太郎「ハハッ、そんな無理しなくても大丈夫だって。じゃ、俺、咲の奴連れ出しにいってくるな!」 和「あ、ちょっと……!?」 和「………………なんなんでしょうね、最初の頃はあんなにアプローチかけてくれてたのに、こちらが意識し始めたら、それに反比例するように、部活仲間としての扱いしかしてもらえなくなっていく虚しさ」 玄「むう……それはなかなかキツいものがあるねー」 宥「で、でも、部活で毎日会えるのはとっても羨ましいなぁ」 和「………………」 宥「ふえ?」 玄「そ、その沈黙……まさか、まだなにかあるのですか!?」 和「いぐざくとりー、というやつです」 おもち組に反撃の狼煙を上げさせないと…――――」(モク…モク… 和「お疲れ様です……あれ、まだ須賀君だけですか、部活に来てるの」 京太郎「――――」(モク…モク… 和「……あ、この間の大会のみんなの牌譜ですね。もしかして整理してくれてるんですか?ありがとうございます」(ニコッ 京太郎「――――」(モク…モク… 和「…………えっと、す、少し喉が渇いちゃいました。紅茶淹れようと思うのですが、よければ須賀君も飲みますか?」(グギ… 京太郎「――――あぁ……」(コク…コク… 和「ぁ……じゃ、じゃあ、今から淹れてきますね!」(パァ…! 京太郎「…………そっか、ここは七索ツモるのわかってたんだから、日和らずにこれ切ってだな――――」(ふんふむ 和「お、お待たせしました!あの、このクッキー、お茶請けに家で焼いてきたものなのですが……よかったら、ど、どうぞ――」 京太郎「――――っし、ひとまずこれで終わり…………あれ、和いつ部室に来たんだ?声かけてくれればよかったのに」(ニコッ 和「」 京太郎「和?おーい、和ー、どうしたー?」 和「なんでもなぃです。須賀君、お茶飲みますか……?」(プルプル 京太郎「え、いいの?貰う貰う!」 和「お茶請けにクッキーもありますから、どうぞ」 京太郎「おー、サンキュー。頭使ったんで糖分欲してたんだよー。さすが和はよく気が利くなー、いいお嫁さんになれるぜ」 和「ア、アハハ、あ、ありがとうございます……」(プルプル 玄「…………の、和ちゃん」(オロオロ 和「今の須賀君にとって、私なんて牌譜以下の存在なんですね?フフ、そうですか……」(グスン… 宥「ち、ちがうよー……きっと牌譜の見直しに集中してたからで……」 和「同じことされたとして、宥さんは集中してた、で納得できますか?」 宥「………(想像中)……………あうぅ」(グスン… 玄「わわ、お、おねーちゃん、痛いの痛いの飛んでけだよ!」ナデナデ 宥「ありがとー、玄ちゃん……」 和「泣きたいのは私の方ですよ……」 玄「の、和ちゃんもよしよーし」ナデナデ 和「グスン……」 京太郎「それにしても急な話ですねー。うちに泊まりにきませんか、なんて」 玄「うんゴメンね。どうしても京太郎に参加してもらいたかったんだ……」 京太郎「参加……?」 玄「うん――――」(ガラッ 宥「ぁ……京太郎君、い、いらっしゃい」 和「遠路はるばるお疲れ様です、須賀君」 京太郎「宥さん……に、和?」 玄「エヘン!今日、京太郎君に我が松実旅館に来てもらったのには理由があります!」 京太郎「はあ……」 玄「和ちゃんからいろいろ話を聞いた結果、京太郎は少しお休みが必要だとわかりました。ので、これから京太郎には私たち三人と麻雀を打ってもらいます!」 京太郎「ふんふむ」 玄「喰いタン赤ありの東南戦十半荘の合計ポイントの高さで勝負。それでもし京太郎君の収支が、私たちの誰かよりも低いポイントだった場合――――」 京太郎「ククッ……いいですよ、やりましょうか」 玄「最後まで聞かずに即決しちゃった!?」 京太郎「いいんです……話を聞こうが聞くまいが。どうせ、麻雀することに変わりはないでしょ?」 玄「な、なるほどなるほどー……これは確かにお休みが必要のようだよー」 宥「―――」(グッ 和「真剣勝負ですよ、須賀君。もし、これで私たち……いいえ、私が勝ったら――――」 京太郎「……?」 そして勝負の幕が上がり……決着する! 玄「これが……私の運命のツモ!」 京太郎「う……!」(ざわ… 玄「ありがとう……また、会えたね」 宥「前の局で切ったばかりなのに……玄ちゃんのところに……ドラが」 和「山にあるんだから、引けて当然なんじゃ……?」 玄「ツモ……8000・16000!……まくったよ、京太郎君……!」 京太郎「だー!わかった、参りました俺の負けです!」 宥「わわ、お、おめでとー、玄ちゃん」 和「と、当初の予定と違う流れですが……おめでとうございます」 玄「うん、ありがとう!」 京太郎「…………それで、負けた時の話、全然聞いてなかったんですけど。俺はなにをすればいいんでしょーか」 玄「エヘヘ。えっとね、実は京太郎君に一つお願がありまして――――」 次は……宥姉?ーっと、いらっしゃいませー。松実旅館へようこそー……」 憧「ブッ……ホ、ホントだ!ホントに京太郎ってば松実旅館で従業員やってる!」 穏乃「アッハッハッ!苦しゅうない、苦しゅうないぞー」 京太郎「メゲるぜ……」 灼「これから数日、お世話になります……」 晴絵「負けたらなんでも言うこと聞くって条件で麻雀対決して、最後の最後でまくられたんだって?災難だったねー」 憧「律儀に守って従業員やる必要なかったんじゃないの?」 京太郎「いいんだ……あれは、ただの点棒のやりとりなんかじゃない……。プライドを懸けた真剣勝負だったから……!」 晴絵「いちおー、ここまで至る経緯は聞いてるけどさ……あんまり変わってないよーな」 憧「そも、最初は和の現在の境遇を改善させるために発案したのよね、たしか」 穏乃「うん、そー聞いてるよ。あーぁ、私も参加したかったなー……」 京太郎「なんだよ、穏乃も俺になんかやらせたいことあるのかよ……」 穏乃「え、えっと、別に変なこと命令したりする気はないんだけど……。その、わ、私と一緒にさ、山の――――」 玄「やめるのですっ、しずちゃん!うちの従業員さんにツバつけるのは無しだよ!」 穏乃「ツ、ツバ!?そんなバッチいことしないよ!」 玄「むむー、私の目が黒い内は京太郎君にちょっかい出すのは禁止だからね!」(グイッ 京太郎「わっとと……あのー、玄さん、当たってます……腕におもちが当たってます……」 玄「…………当ててるんだよ♪」 京太郎「えぇー……」 晴絵「アハハ!うちの面子だと難しい台詞がさらっと出たねー」 穏乃「……」(ペタペタ 灼「気持ちは、わかる……」 憧「っていうかさー、この状況って……」 玄「一緒に旅館のお仕事がんばろーね、京太郎君!」(ニコッ 京太郎「……わかりました、玄さん」(ニコッ 和「鳶に油揚げをさらわれる、という奴ですよ、ええ……」 憧「和、いたんだ……」 和「はい……休みを利用した長期宿泊、まだ半分しか過ぎてないので」 灼「それは辛い……」 和「うぅー、納得いきません……再戦、再戦を要求します……!」 ifエンド(プロトタイプ)――松実旅館へようこそ1